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実家の農業を継ぐ兄が「頑固に農地を譲らない末弟」と調停争い

2/18(火) 8:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

誰でも一度は経験するであろう相続。しかし、「争続」の言葉が表すように、相続に関連したトラブルは尽きない。なかには、生前の対策によっては避けられたであろうトラブルも多く、相続を見越した行動が求められる。本記事では、法律事務所に寄せられた相続事例を紹介する。

すんなりと相続分を譲ってくれて解決かと思いきや…

<相談内容>

生前、農業を営んでいた父が死去しました。父は農地を所有しており、そちらも遺産に含まれています。

我が家は5人兄弟で、長男である私は、父の農業を手伝っていました。ありがたいことに、3人の弟たちは、私が農地を相続すべきだと言ってくれたため、3人の弟たちには代償金の支払いを行い、農地の相続分を譲渡してもらいました。

ここまでは、兄弟間で遺産分割の話し合いは上手くいっていたのですが、忙しくて時間が取れないと言って、家族会議の場になかなか現れなかった末弟が登場してから、状況が一転してしまいました。

ようやく現れた末弟に、今までの流れを説明し、代償金を支払うので、農地における末弟の相続分を私に譲渡してくれないか、と打診をしました。

3人の弟たちがすんなりと同意してくれていたので、私は末弟も賛成してくれるものだ、とばかり思い込んでいました。

しかし、そうはうまくいかず、末弟は絶対に農地を譲らないと主張してきたのです。思いもしなかった末弟の言葉に、私は何も言えなくなってしまい、その場はお開きとなりました。

その後、落ち着いて考えると、私も末弟が同意してくれるものだとばかり思っており、事情説明が不十分で、末弟は自分に不利な条件を突きつけられていると誤解してしまったのだろうと反省しました。

そのため、何度か話し合いの場を持ち、私なりに懸命に説明をしたつもりではありますが、末弟は「農地は譲らない」の一点張りです。

それ以上、相続の手続きが進まなくなってしまい、同意の上、相続分を譲渡してくれた弟たちにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

末弟を説得するには、どうすればいいのでしょうか。

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最終更新:2/18(火) 8:00
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