ここから本文です

今年好スタートのヴィッセル神戸に宮澤ミシェルが期待も、不安要素もあり?「イニエスタを休ませた時にチームとして戦えるかが重要になる」

2/18(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第136回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマはヴィッセル神戸について。天皇杯とゼロックス・スーパーカップを制し、ACLでも白星スタートと今年好調なスタートを見せたヴィッセル神戸。そんなチームに宮澤ミシェルも大きな期待を寄せるが、不安要素もあるという。

*****

ヴィッセル神戸は、今シーズンが楽しみになるスタートを切ったね。

まずは元旦の天皇杯決勝で鹿島アントラーズに勝利して初めてのタイトル獲得でしょ。そこから短めのオフを挟んで今季に向けてのチームづくりをしてきた。

「さあ、今季はどうなる?」と注目されたなかで迎えた、昨年のリーグ優勝の横浜F.マリノスとの『ゼロックス・スーパーカップ』も制した。まあ、PK戦で両チーム合わせて9人連続失敗というのは、いかがなものかと思うけれども(笑)。

そして、Jリーグ開幕に先駆けてスタートしたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、グループリーグ第1戦をマレーシアのジョホールに5対1で勝利した。初出場の大会で、初めての試合のなか、勝ったのは大きいよな。

今季は清水エスパルスからFWドウグラスを獲得したけれど、本当にいい補強をしたと思うよ。ネームバリューでは昨季限りで引退したダヴィド・ビジャや、退団したルーカス・ポドルスキには及ばないけれど、シーズンを通してみたらドウグラス獲得は戦力アップなのは間違いないよ。

ドウグラスは、ACLでは1トップで起用されていたけれど、2シャドーのところでもプレーできる。1トップに藤本憲明を使って、ドウグラスを2列目という布陣もあるだろうね。

ドウグラスは高さはさほどないけれど、ピンポイントで合わせる上手さがあるし、足元の技術もしっかりしていて、サイドに流れて起点をつくることもできる。ケガさえなければリーグ戦での年間2桁ゴールは固い選手だよ。

ACLの第2戦は、2月19日に韓国の水原三星と対戦するけど、トルステン・フィンク監督がどういう布陣を敷いて、どう戦っていくのか注目したいね。

パスをつなぎながらポゼッションを高めるスタイルをとるJクラブにとってACLの相性が悪いんだよな。ガンバ大阪がタイトルを獲ったこともあるけれど、当時とはアジアのレベルは違っているからね。前線に強烈なFWを置いた浦和レッズや鹿島アントラーズがタイトルを手にしたのとは対照的に、昨季まではパスサッカーの川崎フロンターレがグループステージ敗退の憂き目にあった。

1/2ページ

最終更新:2/18(火) 13:37
週プレNEWS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ