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自分の作ったプラモデルが実車に! 16歳の夢を叶えた、ボディキットメーカーの新たな試み

2/19(水) 18:43配信

Auto Messe Web

“俺のリバティーウォーク”を大阪でアンベール

 大阪で開催されたカスタムマイズカーの祭典「大阪オートメッセ2020」。開催期間2日目となる2月15日(土)の正午、「リバティーウォーク」のブースで飾られた1台の車両がベールを脱いだ。

GT-R実車化のベースとなったプラモデル【画像】

 披露されたのは、同社ボディキットを装着した日産のスポーツカー、GT-R(R35型)。鮮やかなブルーにペイントされたGT-Rは、SUPER GTでもお馴染みの「カルソニック IMPUL」のごとくレーシングカーそのもの。アンベールの瞬間を待っていたブース周辺からはどよめきが走った。

 これは”俺のリバティーウォーク”という企画から生まれたもの。『子供たちが作ったプラモデルを実車にしたら面白いよね』、という同社代表の加藤渉氏の発想でスタートしたイベントだ。模型雑誌「モデルカーズ」などに声をかけ、昨年10月に選考し、各スポンサーによる様々なアワードを決めたという。トータルで約140台の応募があり、会場に運び込まれたプラモデルの数は約80台。その多くがGT-Rだった。

 リバティウォークといえば、「アオシマ文化教材社」からGT-Rや旧車のプラモデルを数多くリリース。今回のエントリーではそれらのキットをベースに製作することが条件で、カスタムに関しては自由にアレンジOKというもの。現行型のGT-Rに旧車ライクなテイストで仕上げた作品もあれば、独創のアイディアでフィニッシュしたモデルなど、幅広いアレンジがあったという。

ボディカラーにいたるまで応募作品の色を忠実に再現

 そんな中、グランプリを受賞したのが“カルソニック仕様“だったわけだ。プラモデルを製作し、応募したのは神谷幸希さん。なんと16歳という若さだ。

 そんな受賞の理由を広報の川村亮氏に聞いてみた。
「決め手は全体的なバランスですね。仕上がりのクオリティ、センス、そして社長の中でレーシングカーが旬ということも理由のひとつでした。あとは実車化した時に、かっこいいクルマに仕上がるかどうか、そのイメージがある程度できることも大事なポイントでしたね」

 確かに1月ほど前にリバティーウォークが発表した「トミカ スカイライン(R34型)」もスーパーシルエット仕様だった。

「既存の枠から外れて、何か面白いモノを作り出す。いま、会社として自分たちがやっているコトは、そこが原点なんです。大人になった自分たちは、面白いと思える商品を開発し、販売している。そのあたりは今回のイベントと共通していると考えています」

 完成車両はボディキットのほかに、ボディカラーはレース参戦車のブルーではなく、プラモデルに塗られたブルーの近似色。内外装のディテールも同様の再現を施するなど、細部まで忠実に再現するコダワリぶりをみせた。

 なお、今回の企画に続き、第2回目も予定している同社。次回は3月から5月にかけてエントリーできるように準備中とのこと。プラモデルのみならず、ミニカー、ラジコンなど、オールジャンルで応募可能なスタイルを予定しているそうだ。加えて、イラストなど2次元での応募クラスも検討とのこと。エントリーの間口が広がり、さらに面白いアイディアに溢れたイベントになりそうだ。

Auto Messe Web編集部

最終更新:2/19(水) 19:16
Auto Messe Web

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