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競歩は東京五輪で複数メダルの 可能性大。代表争いはさらに激化!

2/19(水) 6:20配信

webスポルティーバ

2月16日の日本選手権20km競歩は、日本陸連が設定した東京五輪代表の派遣設定記録(1時間20分00秒)を突破したうえで、優勝をすると即内定が与えられる選考大会だった。

大阪国際の快走で、東京五輪に一歩近づいた松田瑞生

 しかし、新たな代表内定は出なかった。昨年の世界選手権で優勝を果たし、すでに五輪代表に内定している山西利和(愛知製鋼)が優勝したからだ。

 雨の中スタートしたレースは、ペルセウス・カールストローム(スウェーデン/19年世界選手権3位)が序盤から先頭に立つと、2周目(1周1km)からは世界記録(1時間16分36秒)も狙える1周3分50秒にペースを上げる展開になった。そのなかで山西は、ペースが落ちないように500m毎にある折り返しで回るタイミングで意識的にペースアップする積極的なレース運びをした。

「カールストローム選手が世界記録へのチャレンジも公言していたから、ハイペースは想定していた。僕もなるべく休まないようにして、後半の勝負に持ち込む段階で削り合っていくことが自分の持ち味を一番生かせるパターンだと思ったので、ペースが落ちないように気をつけました。カールストローム選手と一緒に、記録にチャレンジできればいいと考えていました」

ところが9km手前からカールストロームが遅れ出し、優勝は山西と高橋英輝(えいき/富士通)、世界選手権6位の池田向希(東洋大)の3人に絞られた。その後、11kmから山西がペースを一気に3分40秒に上げてふたりを突き放し、2位の高橋には10秒差をつけた。

「英輝さんに警告カードが2枚出ていたタイミング(今回から警告カード3枚で、2分間ペナルティゾーンで待機して再スタート。4枚目で失格)だったことと、池田がしんどそうだったので、1回仕掛けてみてもいいかなと思ってチャレンジしました」

 後に、この時点での高橋の警告カードは1枚のみで、2枚だったのは掲示の誤りだったことが判明したが、東京五輪代表を狙う高橋も気持ちを切らさず、3分50秒台のペースに落ちた山西を追いかけ、山西の動きが少し硬くなった14km過ぎには追いついてきた。

 これで6連覇と五輪内定を狙う高橋と山西の一騎打ちになった。

「15km前後では苦しかったタイミングがあって、ペースを上げた反動で動きが固まりつつあった。そこで仕切り直す必要もあるかなと思ったので、英輝さんが追いついてくれたタイミングで後ろにつかせてもらい、整えさせてもらったという感じです」

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最終更新:2/19(水) 13:36
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