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佐々淳行氏、孫正義氏ら「政財界の勝負師」たちの言葉

2/21(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 勝敗を決める試合を行うスポーツだけでなく、人間には、様々な局面で勝負を迫られることがある。政治や経済の世界で勝負師として知られた人たちによる、勝負に寄せる言葉をお届けする。

【写真】「最後の相場師」是川銀蔵氏

■トップは口を閉じ、耳を開け
『危機管理のノウハウ PART2─80年代・闘うリーダーの条件─』(佐々淳行著、PHP研究所、1980年)
・佐々淳行(警察・防衛官僚)1930~2018

 警察・防衛官僚として、あさま山荘事件などの現場を指揮してきた佐々淳行。この言葉は危機管理の専門家である彼が、「会議を機能させる心得」を説いたものだ。

 国防を揺るがす事態に直面した時、決定権を持つトップが先に意見を述べれば、大多数の部下は流される。トップは部下たちの意見が出尽くすまで待ち、その上で最良の決断をするのが正しいと諭している。

■「運」「鈍」「根」、つまり運を得ることと、それを焦らず生かすための不断の努力、そして根性が、人間の進み方として一番必要じゃないかと思っています。
『プレジデント』2008年2月4日号(プレジデント社)
・野中広務(政治家)1925~2018

 政敵と徹底的に闘う姿勢から「影の総理」「政界の狙撃手」と恐れられた野中広務。彼は京都府の園部町議から衆議院議員になった、叩き上げの政治家だ。

 しかしその政界入りのきっかけは、青年団運動の仲間が野中に知らせずに選挙ポスターを貼ったことにある。国政進出の際も選挙敗北間際になって地元・園部町で未開票の投票箱の存在が判明し、逆転当選。これを「偶然」「運命」と語った野中は泥臭い仕事をこなしながらも、最後まで「運」の大切さを信じた。

■株は剣の刃渡りのように、一つ足を踏みはずしたらすぱっと自分の体は真っぷたつになる。まさに、切るか、切られるかの真剣勝負そのものなのである。
『相場師一代』(是川銀蔵著、小学館文庫、1999年)
・是川銀蔵(投資家)1897~1992

 数百億円の株取引に幾度となく成功し、昭和の兜町で「最後の相場師」と称された是川銀蔵。そんな彼が晩年自ら語った失敗談が、1978年に水面下で進めていた同和鉱業株への投資だった。

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最終更新:2/21(金) 7:38
NEWS ポストセブン

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