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「とにかく強い」横浜F・マリノス。 新戦力がフィットし連動性もUP

2/21(金) 11:50配信

webスポルティーバ

AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第2戦に臨んだ横浜F・マリノスが、シドニーFC(オーストラリア)に4-0と勝利。これで2連勝とし、クラブ史上初となるグループリーグ突破へ大きく前進した。

【写真】「J1全順位」予想

 強い。とにかく強い。

 そのひと言に尽きる、昨季J1王者の戦いぶりだった。

 横浜FMは、序盤からボールを保持して試合を進めるのはもちろんのこと、ボールを奪われても、素早い守備への切り替えでボールを奪い返し、相手にカウンターを許さない。それどころか、ほとんどボールを持つ時間を与えない。とくに前半は、シドニーの選手たちを自陣に閉じ込め、何もさせない時間を長く続けた。

 横浜FMがただ単に攻撃力だけに優れているのなら、つまり、ボールを保持したときのプレーだけに優れているのなら、相手にももっと打つ手があっただろう。

 しかし、この試合の横浜FMが出色だったのは、ボールを失ったあとの切り替えの速さと、ボールを奪い返すときの激しさ。ボールを失った瞬間に、1人目がプレスをかけ、それが外されても2人目、3人目と、次々に青いユニフォームの選手がボールへ襲いかかる様は、シドニーの選手に同情したくなるほどの迫力があった。

と同時に、横浜FMのサポーターが、鮮やかなパスワークよりも、むしろ"ボールを失ったあとのプレー"に大きく反応していたのもよかった。スタンドが作り出す空気は、選手の足を動かすあと押しになっていたはずである。

 シドニーのスティーブ・コリカ監督も、「我々はベストのプレーができなかった」と悔やむ一方で、「横浜FMはボールを持っているか、いないかに関係なく、ハイテンポでプレーしていた」と、勝者に賛辞を贈った。事実、シドニーの選手は、横浜FMの足を止めないハードワークにまったくついていけなかった。

 これだけ一方的な試合展開に持ち込めば、横浜FMが攻めあぐむこともなかった。シドニーのディフェンスが耐え切れなくなり、得点が生まれるのも当然の流れだっただろう。

 前半12分にFWオナイウ阿道が決めた先制点を皮切りに、31、33分にはFW仲川輝人が立て続けに追加点を奪って、前半にして勝負を決定づけると、後半立ち上がりの51分にも、再びオナイウが決め、シドニーに引導を渡した。

「とてもいいパフォーマンスだった。ゲームをコントロールし、支配できた。韓国でのグループリーグ初戦(2-1で勝利した全北現代戦)はもっと得点できたはずだが、今日はそこを修正でき、たくさん点も取れた」

 横浜FMを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、満足げにそう語ると、再びかみしめるように、「今日のパフォーマンスはとてもよかった」と繰り返した。

 DFラインを高く保ち、コンパクトな布陣で攻守を繰り返す横浜FMのスタイルは、うまくハマれば相手を圧倒できる一方、その特性ゆえ、背後には広大なスペースを空けてしまうなど、対策されやすいと見る向きも少なくない。

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最終更新:2/21(金) 11:50
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