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槇原敬之もやめられなかった「覚醒剤」を吸い続けた人の末路

2/22(土) 7:02配信

FRIDAY

清原和博、酒井法子、ASKAも

2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50歳)が覚せい剤取締法違反(所持)並びに医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで逮捕された。2018年4月当時、知人男性と同居していた港区のマンションで覚醒剤を所持したほか、3月30日には危険ドラッグであるラッシュを所持した疑いがもたれている。

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1999年にも覚醒剤所持で現行犯逮捕されている槇原容疑者。懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けるも、その後音楽活動を再開し、完全に薬物依存から立ち直ったかのように見えていただけに、各所に衝撃が走っている。

他にも、元プロ野球選手の清原和博、タレントの酒井法子、歌手のASKAなど、多くの芸能人が手を染めてきた「覚醒剤」とはどんなドラッグなのだろうか。一度、服用すると人はどうなってしまうのか。専門家たちに聞いた。

◆他の薬物では味わえない「ガーン」とくる刺激

「小さなパケから取り出した氷砂糖のような『スピード(覚醒剤)』の結晶を、小さく二つ折りにしたアルミホイルの上に載せる。それを焦がさないようにライターで下から炙ると、結晶が気化して、白い煙が立ち昇ってくる。ストロー状に巻いた紙幣を片方の鼻孔にあて、その白い煙を深く吸い込む。2~3回も吸い込むと、すぐに気分が高揚してくる。空腹感も時間が経つのも忘れてしまい、一緒にいた仲間と10時間以上話し続けたこともあります。次から次へと話したいことが頭に浮かんできて、気がついたら朝になっていた。

効き目の長さもさることながら、いきなりガーンと頭に来るあの感覚は他のドラッグでは味わえません。僕がドラッグ中毒に陥ってしまった当時は、とにかく『スピード』を追い求めていた。仲間がコカインを持ってきたらガッカリするぐらい、あの刺激に夢中になっていたのです」

こう語るのは、90年代にドラッグカルチャーを体験取材し、そのドラッグ体験をノンフィクション小説『SPEED スピード』(1996年、飛鳥新社)にまとめた作家の石丸元章氏だ。

取材の過程で、覚醒剤にのめり込み1995年には覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予4年の判決を受けた経験を持つ石丸氏が言う“いきなりガーンとくる”覚醒剤の効果は、どんなメカニズムで引き起こされているのだろうか。日本薬科大学の船山信次教授が語る。

「我々の体内で作られるアドレナリンは、脳や身体を緊張させたり、興奮させたりする働きを持つことが知られていますが、アドレナリンは血液脳関門を通過することができません。

ところが、覚醒剤の成分である有機化合物『メタンフェタミン』や『アンフェタミン』は、容易に血液脳関門を通過し、大脳皮質、さらに脳幹にも直接作用し、中枢神経を興奮させます。その際、ドーパミン受容体に働きかけて、大量のドーパミンが放出されることで強烈な快楽や覚醒作用が引き起こされるのです」

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最終更新:2/22(土) 7:02
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