ここから本文です

北欧で人気のリサ・ラーソン。かわいいだけじゃない社会批評性

2/22(土) 20:40配信

ESSE-online

北欧デザインのなかで高い人気を誇り、ESSE読者からも支持されるスウェーデンの陶器作家リサ・ラーソン(Lisa Larson)。2月23日からは、松屋銀座にて「リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅」も開催されます。

フィンランドの世界一優れた図書館は、トイレもすごかった

注目を集めるリサの作品の特徴やライフスタイルについて、北欧に詳しいライターのルミコ・ハーモニーさんが教えてくれました。

88歳の今も活躍中のリサ・ラーソン。そのライフスタイルとは

1931年にスウェーデンで生まれたリサ・ラーソンは、デザインコンペで大手陶器ブランド・グスタフスベリ社のアート部門責任者であったスティグ・リンドベリに見出され、23歳という若さでグスタフスベリ社に迎えられました。
1950年代という時代に、女性でありながら、すでに活躍していたのです。

グスタフスベリ社の自由な雰囲気の中で、やさしくかわいいコケティッシュな動物や、素朴で温かみのある表情豊かな作品を生み出したリサ。
88歳となる現在も、自分のペースで楽しみながらユニークピース(一点もの作品)を制作し続けています。

近年では、デザインされたグッズなども人気となっているほか、彼女のライフスタイルにも注目が集まっています。

●「つくることは、生きること。」「生きることは、愛すること。」

1950年、19歳のリサは、人生のパートナーとなる有名なアーティスト・グンナルに出会います。
同業者同士のパートナーは難しいとよく言われますが、彼らはアーティストとしてのアプローチが随分違ったため、競争することなく、尊敬しあい、いい影響を与えあったそう。

リサ自身、芸術を想像するうえで家族が重要な存在だったと強調し、家族のシリーズも多く制作しています。

夏には、美しい自然のスコーネ地方にあるサマーハウスに毎年通い、家族との幸せな時間や自然がインスピレーションの源になったようです。
日本でも、二拠点生活やデュアルライフと呼ばれ着目されていますが、北欧ではサマーハウスを持ち夏を自然の中で愉しむというライフスタイルは昔からのスタンダード。

3人の子どもに恵まれ、働くママとして多くの人の手を借りながら、育児と仕事の両立を実現しました。3人の子どもたちにアートを強制することはなかったそうですが、それが逆によかったのか、全員がクリエイティブな道を歩み、今では仕事のパートナーとしても活躍されているそうです。

1/3ページ

最終更新:2/22(土) 20:40
ESSE-online

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ