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「おでん種店」が東京でこんなにも減っている訳

2/22(土) 7:40配信

東洋経済オンライン

 おでんに入れる具材を売る「おでん種(だね)店」。東京には古くから、おでん種店がたくさんある。多くが昔ながらの商店街やその近くに軒を構える個人店だ。

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 のんべえの聖地といわれる立石にある増田屋も、そんなおでん種店の1つ。繁忙期の冬場は、店内に40種類以上のおでん種が並ぶ。店頭では、熱々のおでんも販売。鍋や大皿で大量購入していく客もいる。

■45年間で5分の1以下に

 ところが今、こうしたおでん種店が、激減しているという。東京のおでん種店をアーカイブしたウェブサイト「東京おでんだね」を運営する源太氏によると、『蒲鉾年鑑 昭和50年度版』調べで1975年に東京に276軒あったおでん種店は、現在51店舗にまで激減。45年間で5分の1以下になっている。

 「記憶に新しいところだと、2019年に松陰神社前の人気おでん種店『おがわ屋』が閉店し、SNS上に閉店を惜しむ声が多く上がりました。2020年になってからもすでに2店が閉店しており、3月にはもう1店の閉店も決まっています」(源太氏)

 同氏は、減りつつある東京のおでん種店をアーカイブしようと、インターネットや書籍を調べ上げ、東京に残るおでん種店五十数店をピックアップ。それらを約1年かけてすべて訪問し、店の人に話を聞きながら、全店の記事をウェブにアップした。紀文など大手メーカーも一部含まれるが、大部分が個人の小規模店だ。

 近年、おでん自体の人気は決して下火ではない。紀文が実施した「家庭の鍋料理調査『鍋白書2019』」によると、食べた鍋のランキングでおでんは1997年から20年連続となる1位を獲得。好きな鍋のランキングでも、しゃぶしゃぶ、すき焼きに続き3位だった。おでんそのものはよく食べられているのに、なぜおでん種店は著しく数を減らしているのだろうか。

 その大きな理由の1つが、おでん種の多くが、魚を主原料としていることにあるという。

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最終更新:2/22(土) 7:40
東洋経済オンライン

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