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遠藤保仁が望むスタイルの確立とは。 10年先を考えたガンバの改革

2/22(土) 6:00配信

webスポルティーバ

一昨年9位、昨年は7位――。ここ2年のガンバ大阪の成績である。

 結果だけ見ると共に中位だが、実際は残留争いに巻き込まれ、この2シーズンを含めて4年連続で無冠に終わっている。常に優勝争いに絡むことが求められるチームだけに、その成績はやはり不本意と言えるものだろう。

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 今シーズン、ガンバは昨年の堅守速攻から、ハイプレスで攻撃的に戦うことを打ち出した。今季、ガンバで20年目のシーズンを迎える遠藤保仁は、その攻撃的スタイルを確立すべく意欲的に取り組んでいる。

「ガンバは攻撃的なチームとして(みんなに)浸透していると思います。僕も、そういうガンバで育ってきましたし。今年は、攻撃的な自分らのスタイルを確立していきたいですね」

 遠藤が攻撃的なチーム、独自のスタイルの確立にこだわっているのは、ガンバが伝統的に攻撃に特化したチームであり、その時に強さを発揮してきたからだ。

 また、ここ数年、川崎フロンターレや横浜F・マリノスをはじめ、スタイルを確立したチームが優勝しているからでもある。ガンバはここ2年、残留争いの中、J1に生き残ることが目標になり、スタイルを確立するまでには至らなかった。昨年のマリノスの優勝を見た遠藤は、あらためてチームスタイルの重要性を認識したという。

「マリノスは、一昨年は残留争いをしていたけど、最後までリスクを負った攻撃的なスタイルを貫いた。それをブレずに突きつめて、スタイルを確立し、昨年それが実を結んだ。FC東京やフロンターレのサッカーも『こうだ』っていうのを説明できる。昨年、J1に昇格した大分(トリニータ)が、なぜあそこまで戦えたのかというと、片野坂(知宏)監督が攻撃的なスタイルを貫いたから。あのメンバーで守備的な戦いをしたら、たぶんJ2に落ちていたと思う。

 上位のチーム、結果を残しているチームは、自分らのスタイルを持っているんですよ。下位で戦力的に乏しいチームも、残留するためのやり方を徹底しているので、ある意味スタイルを持っている。ガンバは、ここ2年、勝たないといけない、残留しないといけないというのが大きくて、自分たちのスタイルを確立しきれなかったですね」

 遠藤の言葉からは、ガンバらしいサッカーを確立できないもどかしさ、それと同時に強いガンバのサッカーの取り戻したいという強い意欲が感じられる。では、遠藤が考えるガンバのサッカーとは、どういうものなのだろうか。

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最終更新:2/22(土) 6:00
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