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『スカーレット』今週はスピンオフ回? 大野家の楽しい日々

2/24(月) 13:27配信

リアルサウンド

 喜美子(戸田恵梨香)が新たな作品を作り始めたころ、喫茶「SUNNY」では大野一家が揉めていた。NHKの連続テレビ小説『スカーレット』が21週目の初日を迎え、百合子(福田麻由子)を通じて大野一家への感謝が伝わる回となった。

【写真】真っ赤なシャツに身を包んだ林遣都

 大野(マギー)と陽子(財前直見)と信作(林遣都)は、信作が福引きで当てた「有馬温泉 ペアご招待券」をめぐってもめていた。百合子と二人で温泉旅行に行こうとする信作だが、百合子はその温泉旅行を大野と陽子に譲った。

 百合子は「うちは何が何でもお義父さんとお義母さんに温泉行ってもらいたい」と言う。百合子がまだ赤ん坊の頃から、川原家は大野家にお世話になっていた。百合子の回想を通じて、常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)が大野家への感謝を伝えていたことがわかる。川原家が信楽にやってきたときも、常治が亡くなったときも、マツが亡くなったときも、大野家は常に寄り添ってくれていた。「『ありがとう』だけでは足りひんねん。うちらが受けたご恩は」と言う百合子の顔は穏やかだった。川原家の生活は豊かなものではなかったが、しみじみと今までのことを思い出す百合子の表情から、大野家のおかげで楽しい日々を送ることができたのだとわかる。

 とはいえ、第21週「スペシャル・サニーデイ」は決してしんみりした回ではない。温泉旅行をめぐり、争う大野と信作だが、その内容は「叩いてかぶってジャンケンポン」だった。百合子の言葉に感激する大野と陽子だが、温泉旅行券は抜かりなく取り上げる。大野と陽子が有馬温泉へ出かけたあと、「SUNNY」を切り盛りすることになった信作と百合子だが、信作はコーヒーを淹れたことがなく、コーヒー豆にそのままお湯をかけようとしていた。大野一家のコミカルな描写に笑ってしまった視聴者も少なくないはずだ。

 「SUNNY」に照子(大島優子)の夫・敏春(本田大輔)がやってきたところで初日は終わった。予告編では照子と敏春がもめる様子が映し出されていた。信作の不器用なマスターぶりもあり、容易にドタバタ劇が想像できる。信作と百合子は、無事に「SUNNY」を切り盛りできるのだろうか。

片山香帆

最終更新:2/24(月) 13:27
リアルサウンド

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