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セ・リーグ6球団、2020シーズン一番打者候補は?

2/25(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

読売ジャイアンツ

 順当ならば、腰痛から復帰の吉川尚輝が座る。昨季も開幕から離脱するまで11試合で一番を打ち、打率は.390と打線を引っ張った。吉川尚離脱後は紆余曲折を経て37歳の亀井善行が代役を務め、二番・坂本勇人以降の“クリーンアップ”につないで5年ぶりのV奪回をもたらしたが、本来はこの役割を吉川尚が果たすはずだった。キャンプを見る限り、腰の不安はなさそうだが、東京五輪で中断期間があるのも救い。勝負強い亀井を下位に回し、打線に厚みを持たせる利点もある。原辰徳監督が理想に掲げた攻撃的オーダーの進化は、吉川尚がカギを握っているといっても過言ではない。

【巨人2020年予想オーダー】「一番・二塁」吉川尚輝がベストな形か

横浜DeNAベイスターズ

 3年目の神里和毅が有力候補だ。本人も「一番でフルイニング出場」と目標を明確に掲げており、実戦でも結果を残している。2月19日、ロッテとの練習試合(宜野湾)では一番に座り、三塁打、犠飛を含む2安打2打点としっかりとアピール。とはいえ、昨年もオープン戦序盤は打撃が好調も後半に極度の不振に陥り、開幕スタメンを逃しているだけに油断は禁物だ。「(一番は)誰にも譲る気はないという気持ちでやっていきたい」と気を引き締める。

阪神タイガース

 矢野耀大監督の打線構想の中に「二番・近本光司」が理想としてある。昨季100試合以上で一番を務めた近本光司が今季は二番で固定されそうだ。そこで練習試合やオープン戦では多くの選手が一番打者として試されている。候補としては、糸原健斗、木浪聖也などが試験的に起用されているが、2月23日の広島戦(沖縄)ではベテランの糸井嘉男がその座に。初回にいきなり安打を放つなど、可能性を示した。もともとクリーンアップを任され、長打力もあり、俊足の糸井が一番に入れば他球団も脅威に感じるはずだ。開幕一番の可能性も大いに考えられる。

広島東洋カープ

 広島の一番打者は、現状では右ヒザの手術を経て復活した田中広輔が第一候補だ。一番打者として2016~18年の3連覇を支えた実績があり、以前同様の打撃が取り戻せればすんなりと収まる可能性もある。高い出塁率をキープできるかどうかがカギだろう。とはいえ、田中広もまだ定位置が約束されているわけではなく、まずは小園海斗との遊撃手争いに勝ち、その上で成績を出していかねばならない。第2候補は、昨年14盗塁をマークした野間峻祥だが、こちらもレギュラーは確約されておらず、争いの最中。田中広、野間が2人とも定位置を奪えなかったり、出塁率が上がらないときには、小園海斗、宇草孔基、高橋大樹あたりからの抜てきとなる可能性も。

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最終更新:2/25(火) 11:14
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