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使う頻度少ない家電は新型に 「脱・休家電」のススメ

2/25(火) 11:31配信

NIKKEI STYLE

家の中でなくてはならない存在の白物家電。スマートフォンやAV機器と違ってずっと変わらないように見えるかもしれませんが、生活に欠かせない必需品だけに、生活スタイルに合わせて変化を遂げています。そんな白物家電の最新トレンドを、家電コーディネーターの戸井田園子さんがキーワードで解説します。流れをつかむことで毎日の生活が大きく変わるかもしれません。第1回のキーワードは「脱・休家電」です。

【写真はこちら】使う頻度増やす「脱・休家電」の薦め

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「これがあればきっと便利」と思って購入したけれど、意外に使っていない家電ってありませんか。例えば「フードプロセッサー」や「ホットプレート」「ホームベーカリー」などは、買って数回使ったけれど、あとは押し入れの奥にしまい込まれたまま、という家庭も多いようです。せっかくの「生活家電」なのに、これじゃあ「死活家電」、死火山ならぬ「死家電」ですね。

それほどではないけれど、あまり活躍していない「休家電」はもっとたくさんあるはず。1日1回、または数日に1回は使うので本人は「使っている」とは思っているのですが、実は本領を発揮できていない家電です。

例えばオーブントースターはどうでしょう。「うちでは毎朝使っているよ」という人は多いと思います。確かに毎朝トーストを焼くのに使っているかもしれませんが、トーストを数枚焼くだけなら数分程度。貴重なキッチンのスペースを占有する価値があるかは疑問です。

共働きの家庭が増えてきた今、「キッチンを効率的に使いたい」という人も増えています。1日に数分しか使わない家電が置かれたスペースがあるなら、そこを作業スペースに使えればもっと手際よく短時間で料理ができるかもしれません。

白物家電の新製品をみていると、そんな視点から生まれた「脱・休家電」といった製品がいくつも登場しています。

「脱・休家電」その1 オーブントースター

オーブントースターの弱点は、トースト以外の調理になかなか応用できない点でしょう。オーブントースターの庫内には上下にヒーターがついていて、上下同時に焼く仕組みになっています。温度設定は100~230度程度ですから、ピザやグラタンなど表面に焦げ目をつける料理は調理できますが、大きな肉を焼くなど本格的な調理には向いていません。そもそも庫内のスペースも広くないので、大きな食材は入りませんし。必然的に朝トーストを焼くくらいしか使わなくなってしまいます。バルミューダの「BALMUDA The Toaster」がブームに火をつけた、パンを焼くのに徹底的にこだわったタイプのトースターならさておき、普通のトースターで貴重なキッチンスペースを占有するのはもったいない。

そこに目をつけたのがテスコムの「低温コンベクションオーブン TSF601」です。オーブントースターにコンベクション(熱風循環できるファン)が搭載されています。そして、トースターでは珍しい100度以下の温度設定ができるようになったことが進化点。35~230度の間を20段階で温度設定できるため、低温・乾燥調理が可能になりました。

TSF601ならサラダチキンやローストビーフなどの低温長時間調理ができます。低温とファンを組み合わせたモードを使えば自家製ドライフルーツやビーフジャーキーなどの低温乾燥調理が、高温とファンを組み合わせたモードを使えばヘルシーな唐揚げなどのノンフライ調理が可能になります。

同様の商品の先駆け的存在に、シロカの「ノンフライオーブン」があります。文字通りノンフライ調理ができるオーブントースター。現行品「SCO-501/SCO-502」に100度未満の低温は非搭載ですが、ノンフライ調理ができるだけでも料理の幅は広がります。これらを導入すれば、朝食にしか使わなかった休家電が、夕食や休日の食事にも使える活家電になるはずです。

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最終更新:2/25(火) 11:31
NIKKEI STYLE

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