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5つの医療ドラマ『恋つづ』『トップナイフ』…視聴者これだけ違う

2/26(水) 7:02配信

FRIDAY

医療をテーマにした民放ドラマが、GP帯(夜7~11時)14本中の5本を占める今期、「医療モノばかり」「さすがに食傷気味」などの批判がある。

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しかし実際には、視聴者は好みに応じて医療5ドラマを見分けている。舞台は同じ医療現場でも、扱うテーマもテイストも別々だからだ。

視聴者層はどう異なり、結果として多様性がどう担保されているのかを考える。

性年齢の差

世帯視聴率だけでみると、5本の平均は以下の順に並ぶ。

『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(天海祐希主演・日本テレビ)11%台。
『恋はつづくよどこまでも』(上白石萌音主演・TBS)10%台。
『病室で念仏を唱えないでください』(伊藤英明主演・TBS)9%台。
『アライブ がん専門医のカルテ』(松下奈緒主演・フジテレビ)7%台。
『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』(小泉孝太郎主演・テレビ東京)6%台。

これを男女年齢別の個人視聴含有率で見ると図1のようになる。

まず目につくのが『病院の治しかた』。65歳以上男女の割合が高い。
同じように医療現場を舞台にしていても、病院の再生物語だけあって、自分たちの今後がどうなるのか、地域医療に関心の高い高齢者によく見られている。

また救命救急医でありながら僧侶でもある異色の主人公が登場し、「生きること」を問う医療ヒューマンドラマの『病室で念仏~』も、極端ではないものの50歳以上の男女によく見られている。

一方『恋つづ』は、恋と仕事を描く医療ラブコメ。女性の10~40代によく見られている。恋愛ドラマが視聴率を獲れなくなった昨今、世帯視聴率で二桁維持は快挙と言えよう。

医療ドラマは中高年に強いと言われる中、若年女子を獲る『恋つづ』と対照的なのが『トップナイフ』。C層(4~12歳)・T層(13~19歳)・M1(男性20~34歳)・M2(男性20~34歳)で首位となった。
天才外科医たちが登場するが、扱うのは人類にとって最後の未知なる領域の脳。『ドクターX』のように、ズバズバ切れ味は鋭くはない。しかも、それぞれ人間としての欠点や苦悩を抱える。知的好奇心と人間への興味をかき立てる作品となっている。

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最終更新:2/26(水) 8:03
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