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販売数35万本の時計「ノット」 遠藤弘満社長に聞く成功術と未来

2/26(水) 16:00配信

WWD JAPAN.com

平均価格約2万円の日本製時計で2万通り以上に組み合わせられる――それが「ノット(KNOT)」だ。クラウドファンディングにより資金を得た遠藤弘満社長が2014年にスタートさせた。口コミでファンを増やし、これまでに35万本を販売。その「ノット」が昨年末にテレビCMを放送し、5月には6カ国目となる海外店舗をフィリピン・マニラにオープンする。次なるフェーズに入った心境と狙いについて遠藤社長に聞いた。

【画像】販売数35万本の時計「ノット」 遠藤弘満社長に聞く成功術と未来

WWD:今やカスタマイゼーション(パーソナライゼーション)はファッションビジネスに欠かせないキーワードの一つとなったが、「ノット」は時計分野でそれを先導した。トップランナーが感じる現在地点とは?課題についても聞きたい。

遠藤弘満KNOT社長(以下、遠藤):多くのメーカーが追随し、時計業界でもカスタマイズは一つのカテゴリーになった。しかし僕は、カスタムブランドを作ろうとしたわけではない。“カスタムだから売れる”わけでもない。これを見誤っているブランドが多い。“「ノット」が2万通り以上なら3万通り以上にしよう”“「ノット」がイージーオーダーならフルカスタムにしよう”では結果は出ない。同時に僕は、時計が“時を知る道具でいい”とも思わない。それならスマホで十分だし、このままでは“左手に何かがのる当たり前”がなくなってしまうと感じ、新たな価値を創出するべく「ノット」に取り組んだ。

WWD:それは付加価値ということか?

遠藤:もっと平たく言えば“ファッション”だ。眼鏡がそうであるように、僕は“時を知るための道具”にファッションをプラスした。ファッションとはコーディネートであり、コーディネートできない時計を売っていて何がファッションだ!が起点だった。

WWD:そんな「ノット」の客層について知りたい。

遠藤:決定率で言うと男女比は5.5:4.5だ。ブランド創設当初は9:1か、それ以上だった。現在は30代のカップルが多く、就学前の子どもがいるケースが多い。

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最終更新:2/28(金) 19:02
WWD JAPAN.com

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