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マスクで「新型コロナ」の感染は防げる?医師に聞いた、その効果と正しい使用方法

2/28(金) 22:22配信

ハーパーズ バザー・オンライン

新型コロナウイルス(Coronavirus)および、その感染症であるCOVID-19の患者数が増え続けている。WHO(世界保健機構)の最新データによると、世界中で8万人以上の感染が確認され、2700人が死亡(2月27日時点)している。大部分は中国からのものである一方、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)は、アメリカ国内でも感染が確認されている。

【写真】医師が解説!新型コロナウイルス感染を防ぐための10のアクション

当然のことながら、感染リスクを不安視する人が増えている。特にインフルエンザ流行のシーズンでもあるだけに、あるアイテムが目立つように(そしてドラッグストアでは品切れに)なってきている。それは、マスクだ。

武漢が新型コロナウイルスの発生源とされる中国では、多くの人々がマスクをつけている。しかし、大流行中にマスクをつけても本当に効果があるのだろうか? そこで、マスクを買う前に知っておくべきことを、感染症専門家に解説してもらった。

マスクをつけることで、新型コロナウイルスなど感染症のリスクを減らすことはできるのか?

その答えは、思っている以上に複雑だ。

「マスクは、飛沫によって感染が拡がる多くの呼吸器系感染症から身を守るのに役立ちます。その中には新型コロナウイルスやインフルエンザも含まれます」と、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター(Johns Hopkins Center for Health Security)教授で感染病専門家のアメシュ・A・アダリャ博士は言う。

こうした病気は、感染者から他者に、咳やくしゃみの飛沫が空中に舞ったり、あるいは、汚染された表面を触った手を洗わないうちに口や鼻、目を触ったりすることで染される。
「もし、マスクをつけていれば、咳やくしゃみなどの飛沫が地面に落ちる前に、顔や口に直接かかるのを防ぐことができます」と、アダリャ博士。

ただ、ひとつ注意したいことがある。医師たちは大抵マスクの正しい使い方の訓練を受けているが、一般の人はそうではないと、バンダービルド大学医学部教授で感染病専門家委のウィリアム・シャフナー博士は言う。そして、例えば、ちゃんと顔の正しい位置につけないなど、正しく使われていない場合は、感染から身を守ってはくれない。(CDCは、“顔を十分に遮断するようにつけることが不可欠“と周知)

また、マスクをつけるのは心地よいことではなく、長時間つけているうちに「疲れてくる」といい、「1日8時間つけるようにはできていない」と、博士は付け加えた。

とはいえ、ひとつ良いことがある。それは、マスクをつけることで、手で直接、口や鼻に触れるのを防ぐことができるのだ。

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最終更新:2/29(土) 12:51
ハーパーズ バザー・オンライン

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