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五輪代表最後の1枠争い。 東京マラソンのレース展開を予想する

2/28(金) 6:10配信

webスポルティーバ

3月1日の東京マラソンでは、東京五輪男子マラソン代表の最後の1枠が争われる。コースはスタートから序盤は下り基調で、その後は平坦と記録が出やすいだけに、世界のトップランナーがタイムを狙うハイレベルな大会になる。そして、日本からの有力選手もこぞってエントリーしている。

東京五輪に一歩近づいた松田瑞生

 そこで代表権を獲得する条件は、日本記録を上回る2時間05分49秒以内を出すこと。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)3位で、ファイナルチャレンジで突破者がいなければ代表になる権利を持っている、日本記録(2時間05分50秒)保持者の大迫傑(ナイキ)と、2時間06分11秒の設楽悠太(ホンダ)、2時間06分54秒の井上大仁(MHPS)が出場する、注目のレースだ。

 井上は、MGCで最下位の27位に終わったものの、今年1月1日の全国実業団駅伝では順調な走りを見せていた。

 チームは1区で32位と出遅れ、エース区間の4区を走る井上は25位でタスキを受けとると、序盤は「そんなに落ち着いてはいなくて、なかなかハマりにくいというのはありました。でもそこで焦らず体を動かしていこうという気持ちで走っていた」と言う走り。そこから後半になるにつれて走りはよくなっていき、順位を8位まで上げ、区間記録を22秒更新する1時間03分57秒で走り切った。

「去年と比べて、後半にすごくいい走りができたのが収穫でした。走り込みを一回しっかりできてきて、地力がついたからだと思います。ハイペースにも怖がらずこれだけ走れたのはよかったと思います」

MGCファイナルチャレンジの3大会では、日本記録を上回らなければならないため、第1戦の福岡国際マラソンでも多くの選手が前半からハイペースな走りに挑戦した。また、厚底シューズの影響もあるだろうが、駅伝などでは区間新記録や大会記録が続出している。そんな状況を井上はこう見ている。

「みんな気持ちの面で(スピードに対する)リミッターが外れてきているというのが大きいのではないかと思う。みんながどんどん記録を出すようになると思うので、怖がらずにやりたいですね。日本記録を目指すにとどまらず、4分台、5分台にチャレンジしようと思います。そのうえで東京マラソンの優勝にも挑戦していこうという気持ちです。これまでも4分台や5分台は絶対にというか、そこに必ず至るという気持ちでやってきているので、そこに挑戦し続けていくことに変わりないです」

 こう話していた井上は、ニュージーランド合宿を経て東京マラソンに狙いを定めている。

 一方、設楽はいつものようにレースをこなしながら調整している。元日の実業団駅伝では井上と同じ4区を走り、1時間04分36秒の区間3位。9位でタスキを受け取り、順位を4位まで上げた。

 その後、宮崎市内で合宿を公開した時には「2時間4分台で走らないと東京五輪を走る資格はないと思う。2時間5分台なら日本記録でも五輪代表は辞退すると思う」と強気な発言が伝えられた。

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最終更新:2/28(金) 6:10
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