ここから本文です

ロナウド、沈黙。リヨンが大博打に 勝ってユベントスから大金星

2/28(金) 17:00配信

webスポルティーバ

サッカーの醍醐味のひとつとも言える「番狂わせ」が減少して久しいチャンピオンズリーグ(CL)だが、今シーズンのラウンド16では下馬評を覆す試合が続いている。優勝候補の一角ユベントスがアウェーに乗り込んだリヨンとの一戦も、例外ではなかった。

【動画】C・ロナウドがエリア内で倒れるもPKは与えられず

 選手個々のクオリティ、選手層、経験値、監督の手腕、クラブの財政規模......。それらどれをとってもユベントスがリヨンを上回っているのは、誰もが認めるところだ。とりわけ、CLに勝つための重要なファクターであるビッグネーム、つまりクリスティアーノ・ロナウドの存在がユベントス有利を決定づける要素になっていることは間違いないだろう。

 しかも、35歳になったロナウドは今シーズンも衰え知らずの活躍ぶりで、現在国内リーグ戦ではセリエAタイ記録となる11試合連続ゴールを更新中。今季のCLではまだ2ゴールではあるが、ここ数年はシーズン後半戦からコンディションがトップギアに入る傾向があるだけに、当然ながらこのリヨン戦でも最大のキーマンとして注目された。

ところが、そのロナウドはチーム唯一の枠内シュート1本を含むチーム最多5本のシュートを放つなど上々のパフォーマンスを見せたものの、結果はそれに伴わず。終わってみれば、0-1のスコアでユベントスが第1戦を落とすこととなった。

 試合後、マウリツィオ・サッリ監督が自らの選手たちのパフォーマンスを酷評したように、この試合のユベントスは決勝トーナメントの試合とは思えないようなインテンシティの低さで、随所にスローかつ緩慢なプレーが目立っていた。勝利を義務づけられたユベントスにとって、それが最大の敗因だったと言っても過言ではない。

 しかしその一方で、格上相手に金星を挙げたリヨンの戦いぶりを称賛せずにはいられない試合でもあった。戦術のオーガナイズも選手のチョイスも、ほぼパーフェクト。今シーズン途中から指揮を執るルディ・ガルシア監督にとっては、自身のキャリアでも五指に入る会心の勝利だったに違いない。

 最大のポイントとなったのは、この試合でガルシア監督が採用した可変式の3-4-1-2(3-5-2)だった。直近の国内リーグ戦(対メス戦)で初めてテストしたその布陣は、ある意味、ガルシア監督にとってイチかバチかの賭けでもあった。

1/3ページ

最終更新:2/28(金) 17:00
webスポルティーバ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事