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新型肺炎に解熱剤がダメな理由、食べるべきはサムゲタン

2/29(土) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。すでに「水際対策」ではなく「蔓延期」──2月21日、日本感染症学会などが使った言葉が、事態の深刻さを物語っている。もはや感染拡大は前提といえる。あなた自身が、あるいは家族が発熱し、感染が疑われる場合、どう対処すればいいのか。大事なのは、重症化を避けること。そのために絶対にやってはいけないことがある。

 秋津医院院長の秋津壽男さんは「いまは熱が出ても解熱剤はのむべきではない」と指摘する。

「体が熱を発しているのは、体内で免疫が異物であるウイルスと闘っているからです。現在までのところ新型コロナウイルス感染による症状の6~7割は軽症で済むことが多く、自分の体力で打ち勝てる敵です。熱やだるさは体が“私に任せておいて”と伝えている信号なのに、それを無視して解熱剤を使って熱を下げてしまうと、体内の免疫力もダウンさせてしまい、その結果、重症化のきっかけを与えてしまいます」

 解熱作用のあるロキソニンやボルタレンなどの鎮痛剤も、同様に体の症状を無理やり抑え込むため、服用すべきではないと秋津さんは続ける。

 最も大きな問題は、こうした薬で本当の症状を隠してしまうことだ。新型コロナウイルスが疑われる条件の1つに「37.5℃以上の発熱が4日以上続く」とある。解熱剤で強制的に下げて外出することは危険極まりない。

 実際に、感染が疑われる中国人観光客が解熱剤を使って空港の「体温監視」をくぐり抜けたことが、感染拡大を招いたという指摘もある。

「新型コロナウイルスに感染しているなら、解熱剤や鎮痛剤で熱を下げても、ただのごまかしに過ぎません。他人にうつすリスクはもちろん、重症化を引き起こせば、取り返しのつかないことになるかもしれない。いまは発熱したら、とにかく様子を見ることです」(前出・秋津さん)

 ウイルス対策にと、抗生物質をのむことも大きな誤りだという。

「過去にかぜなどで処方された抗生物質が自宅に残っていたからと、のむ人もいるかもしれません。抗生物質とは菌に効く薬で、ウイルスには効果がない。しかも無駄に抗生物質をのむと体内に耐性菌ができてしまい、実際に細菌に感染したときに抗生物質が効かなくなります」(前出・秋津さん)

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最終更新:2/29(土) 7:36
NEWS ポストセブン

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