食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、速水もこみちさんおすすめの豆大福をご紹介。実は大福をあまり食べないという速水さん。それでも好きになるほどの逸品とは!?
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「もともと大福があまり好きではなくて、そんなに食べてなかったんです。なので、他との違いはわかりませんが、ここの豆大福は好きなんですよ」。
そんな速水さんを魅了した大福があるのは、虎ノ門の「岡埜栄泉」。大正元年に創業し、職人気質だった初代からの味を守り通しているという豆大福は、一番人気の名物です。
「あんこがギッシリ入っていて食べ応えがあるのですが、なめらか。柔らかい餅とほんのり塩味の利いた赤エンドウ豆とのバランスがよくて、全体にすごく上品にまとまっています」
豆大福 1個260円(税込み)
上品な豆大福を生み出すのは、ひとつひとつ厳選された素材の数々。餅は、宮城米をはじめ精選の米を用いたつきたてを使用。自家製の小豆あんは吟味した北海道産の小豆を用い、毎朝4時から練っています。
料理人としての顔を持つ速水さんに、豆大福に何を合わせるといいか聞いてみました。
「お茶と合うのはもちろん、大福自体の甘みが強くないのでティーと合わせてもいいですね」。
和洋折衷で過ごすティータイム、ぜひお試しください。
お茶の友といえば、速水さんにはもう一品、岡埜栄泉のお気に入りがあるのです。それは「茶通」。パッケージには「お茶の友」の文字が書かれています。
「甘くて好きなんです。1個食べたら止まらなくて、つい2個目を食べてしまいます」
茶通(ちゃつう) 1個200円(税込み)
あんが透けるほどの薄皮で、噛むと落雁を思わせるパリッとした食感に驚き。なめらかなこしあんと、上にちょこんとのった茶葉の香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でます。
「朝は少し並んでいることもあります」と言う速水さん、朝からお店へ出向くこともあるそう。その目的は自分用もあれば、差し入れのときもあります。
「豆大福をいくつか買って持っていきます。『大福好きなんですよ』とおっしゃる方が多くて、すごく喜ばれるんです。大福をきっかけに会話が広がったことも何度かありましたよ」
江戸時代から“福を呼ぶ菓子”として親しまれている豆大福。速水さんも豆大福を持っていくことで交流が深まり、まさに福を呼び込んでいるように感じます。
場所柄、ビジネスマンのお持たせや親戚のお土産としても人気の豆大福。みなさんもぜひ福を呼び込んでみては。
最終更新:3/1(日) 10:40
講談社 JOSEISHI.NET
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