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欅坂46、グループに吹き込む新しい風ーー新メンバー加入を機に振り返る、二期生&一期生それぞれの活躍

3/4(水) 6:03配信

リアルサウンド

 1月にメンバー4名がグループを離れることが発表され、グループの動向が注目される欅坂46。そんななか、2月16日に坂道研修生のうち6名が新たに二期生として加入することが決まった。

 坂道研修生は、一昨年行われた乃木坂46・欅坂46・日向坂46の3グループを合わせた坂道合同オーディションの合格者のうち、配属先の決まっていなかったメンバーたちをさす。今回そのなかから欅坂46には新たに遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、増本綺良、守屋麗奈が配属され、すでに活動している二期生9名とともに、計15名が欅坂46の二期生として活動することに決まった。これで欅坂46は、一期生よりも二期生の人数の方が上回ったことになる。

 新しく加入した二期生たちへの期待は高い。キャプテンの菅井友香は自身のブログで「フレッシュで可愛くてキラキラしたみんなを見て、これからの欅坂の新たな可能性を感じました」と新メンバーの写真とともに綴っている(参考:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/32672)。欅坂46の歌詞に救われたという大園や、森田ひかるに似ていると早速話題に上がった幸阪、配属前からファンの間で期待が高く一期生に同じ苗字のいる守屋など、これまでの欅坂46との接点も多い。すでに活動している二期生とともにグループに新しい風を吹き込むことだろう。

 一方で、既存の二期生メンバーも活動を加速させている。22日には松田里奈と松平璃子の”松松コンビ”がSHOWROOM配信を行い、2人でツインテール姿を披露して好評を得ていた。松田は会話の際に自然と方言が出てしまうなど可愛らしい一面をのぞかせる。23日には同じ大阪出身の田村保乃と藤吉夏鈴という組み合わせでペア配信を実施した。過去に「メチャカリ」のCMで一緒に出演したことがあったため”メチャカリコンビ”とのコメントも寄せられた2人は、ファンからの質問にしっかりと答えつつ、要所に笑いの挟まれた配信でこちらも好内容であった。先に配属された二期生たちは、すっかり欅坂46の一員としてグループに馴染んでいるようだ。

 特に田村はここ最近、独自のやり方で自分を”発信”しているのが印象的だ。例えば、19日に公式メッセージアプリでファンへ向けて送った自作の動画がまるでYouTuberのようだと話題になった。動画自体は”知恵の輪”を解くだけの簡単なものだが、テロップや効果音などを使って見事に編集し、本格的な内容に仕上げている。ファンからは「YouTuberデビューしてほしい!」との声も上がるほど。先のSHOWROOM配信でもファンとのコミュニケーションスキルの高さをうかがわせる彼女には、こうした時代に即した個人活動にも期待したいところ。

 二期生がグループを様々な形で盛り上げ始めているのに対して、一期生はひとつ先のステージで奮闘している。菅井は主演舞台『飛龍伝2020』が24日に千秋楽を迎え、東京・大阪のべ20公演を完走した。小林由依は1月24日から放送開始のドラマ『女子高生の無駄づかい』(テレビ朝日系)に第3話からレギュラー出演中だ。ラジオやファッション誌で活躍するメンバーも順調に活動している。彼女たちは個人仕事を通して、外の世界の空気をグループに持ち込んでくれることだろう。

 そうした状況の中で、昨年よりスタートしたイオンカードとのキャンペーンが刷新されている。今回は”新生活”を思わせる爽やかな映像の中で、登場人物それぞれの思いが描かれた。キャンペーンサイトにある「メンバーの相関図」によると、すでに社会人として活躍する先輩(一期生)と、彼女たちに憧れる後輩(二期生)という設定があるようだ。実際のメンバーたちの関係性とも重なる部分が多々あり、単なる広告以上の“欅坂46の物語”を扱ったメタ的なストーリーとしても楽しめる。(参照:https://www.aeon.co.jp/campaign/lp/aeoncardwaon.html)

 キャッチコピーは“次の自分へ、進むあなたに”。小林のブログによれば「前回までは1期生が、それぞれ悩み、葛藤し、それを乗り越え前へ進んでいくといった物語でしたが、今回は、悩みを抱える2期生に1期生が手を差し伸べるような物語になっていて、今までのCMと比べると物語の主人公たちが成長しているのが分かります」とのこと(参照:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/32763)。

 本格的に欅坂46として活動し始めた二期生たち、そして外仕事でそれぞれの力を発揮する一期生たち……そうしたそれぞれの立場や状況を考えれば、先輩と後輩が手を取り合って前へ進む、まさに今の欅坂46を象徴するような内容である。9枚目シングルの発売が頓挫している現在、CMで流れる曲のタイトル「誰がその鐘を鳴らすのか?」も示唆的だ。暗中模索の今、個々のメンバーが見せる姿勢が重要になってくるのかもしれない。

荻原梓

最終更新:3/4(水) 6:03
リアルサウンド

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