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コロナウィルスで在宅勤務でも仕事はできる! 価値なきムダを取り除く働き方

3/9(月) 6:00配信

Book Bang

誰も発言せず何も決まらない会議、「PCでできるはずなのに」と思いながら続けている手書き作業、何度も同じことを説明させられるホウレンソウ……仕事にはびこる“ムダ”は数え上げればきりがありません。最近では新型コロナウィルスの影響で、時短勤務や在宅ワークに切り替える企業も増えました。勤務時間は短縮されたけれど、求められる結果は同じ。そんなとき、どのように仕事上のムダをなくしていけばいいのか? 『やめるだけで成果が上がる 仕事のムダとり図鑑』著者であり、外資系コンサルティング会社を渡り歩き、現在は関西を代表する謎解きイベント会社を経営する岡田充弘先生にお話を伺いました。

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――新作は仕事上での幅広い“ムダ”を排除するノウハウを詰め込んだ一冊ですが、岡田先生自身の、大手企業の社員経験や、コンサルティング会社で企業再生や組織変革など多数の変革プロジェクトに携わってこられた経験から生まれたものなのでしょうか? 

そうですね、これまで見てきた大企業のおかげで、たくさんの“ムダ”のストックが自然に溜まっていました(笑)。大企業は、不条理とか板挟みといったものの縮図でしたから。また、今年から私の経営する会社のひとつである映像関連機器メーカー「カナリア株式会社」をコンサルティング会社に変更したというタイミングもあります。
近年の人不足で、各企業が、社員の処遇を上げたり、オフィスをきれいにしたり、昼食を無料にするなど福利厚生の充実に取り組んでいますよね。でも、その前にまず大切なことは、“日常業務を気持ちよく回す”ことではないかなと思うんです。離職の理由として、そこがもっとも大きいわけですから。

――確かにそうですね。どんなに福利厚生が手厚くても、人間関係がギスギスしていたり、仕事のやり方が非効率的な職場には魅力を感じません。

だいたい、“非効率な環境”と“嫌な上司”というのはセットになっているんですね。「ミスが起こりやすい→叱られる→でも言いたいことはいっぱいある……」と板挟みになっている人がとても多くて。
やっぱり社内外でトラブルが起きると、人との間に多かれ少なかれ軋轢が生まれるじゃないですか。“ムダとり”の本質はそこなんです。時間を生み出すというのももちろんなのですが、最終的にはみんなが気持ちよく働けるようになるためのワザなんですね。

――なるほど、単なる“時短術”ではない奥深さがありますね。

情報もモノもどんどん増えて複雑化していく中で、その分、ミスやムダ、漏れなどがどうしても起こりやすくなっていますよね。増やすのは簡単だけれど、減らすのはなかなか難しいので、“ムダとり”の意識が世の中に広まればいいなと思っています。
上司だって、部下に対して気になるところはたくさんあっても、叱りたいと思っている人は少ないはず。ムダを徹底的にそぎ落とせば、そもそも小さなミスが起こり得ない状態になりますし、何かが起きたときにすぐ異変に気付くので大ごとになる前に手を打つことができます。結果、怒る人も怒られる人も減るわけです。

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最終更新:3/9(月) 6:00
Book Bang

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