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「自分探し」に疲れたアラサー女子たちへ…小島慶子「必要なのは女性同士の連帯と自分インタビュー」

3/13(金) 18:20配信

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SNSの広がりとともに、「自分らしさ」を持つことが最重要課題のようになりつつある昨今。そのため気づけば、“自分らしさ=キャラ立ちすること”と誤解され始めている気がします。“自分らしさ”とは決して強烈な個性でもなければ、周りから見て分かりやすいものとも限らないはず。本当の自分らしさの見つけ方とは?

今どきの「生きづらさ」を小島さんが解説!

社会には、女性が本当の意味で“らしく”生きることを阻む壁が多く存在しています。小島さんが様々なニュースと共に、壁の実態と、それを乗り越える術を教えてくれました。

バリバリ働くことにも結婚にも“らしさ”を感じない女性たちがいる

アナウンサーを経て、現在はエッセイスト、タレントとして活躍中の小島慶子さん。一見正しく見える社会のシステムの裏に潜む不条理を見抜き、私たちに分かりやすく伝えてくれることでも知られています。その小島さんに、今なぜアラサー女子たちが“らしさ”探しに疲れているのか、伺ってみました。「先日、女性向けの講演をおこなったとき、29歳の女性がこう質問してきたんです。『今の女性の生き方の選択肢は、バリバリ働くか、結婚して子育てに邁進するかしかない。この二極化が辛いんです。バリバリ働くことにも婚活にも興味ない、そこそこ頑張って生きたい女性はどうしたらいいのですか?』と。私もハッとしたのですが、この2つ以外の生き方を求める女性たちは、社会から放ったらかしにされているんですよ。“らしさ”探しに疲れているのは、このように社会がイメージする数少ない生き方やキャラクターを強要されているからではないでしょうか」

“らしさ”の選択肢が少ないのは、これまで女性の人生は男性ありきで形成されるものだったから。結果、それ以外の生き方を支える制度が手薄になってしまった、と小島さんは指摘しています。「女性が自立して生きていくための制度はまだまだ不十分です。医大の入試でも明らかになったように、性差別も厳然としてある。だから“これはおかしい、ちゃんとした制度を作ってくれ”ということが必要なんです。そのための鍵はシスターフッド(女性同士の連帯)にあります。バリキャリでも育児邁進でもそのどちらでもなくても、女性が不利益を被り、安心して暮らせない社会には一緒にNOを言うことが重要です」

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最終更新:3/13(金) 18:20
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