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【試乗速報】ホンダ渾身のEVスクーター ベンリィe:「民生用が欲しくなる完成度!」

3/17(火) 11:51配信

モーサイ

今回発売されたBENLY e:(ベンリィe:)は『毎日のデリバリーにちょうどいい』という開発コンセプトで誕生した、ビジネスユースに特化した電動スクーターである。そして、1994年のCUV ES以来、四半世紀を迎えるホンダ製電動スクーターの集大成と言える高いレベルの完成度を実現している。

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ラインアップは原付一種相当のベンリィe:Iと、原付二種相当のベンリィe:II、それぞれにスタンダードと「プロ」仕様を用意した計4機種。価格はスタンダードのベンリィe:I/e:IIがいずれも73万7000円、ベンリィe:Iプロ/e:IIプロがいずれも74万8000円で、4月24日に発売となる(バッテリー2個と専用充電器付属)。

ベンリィのガソリンエンジンモデルを上回る加速性能

EVシステム面では、バッテリーに2018年登場のPCX-ELECTRICと同じホンダモバイルパワーパック(リチウムイオン電池)を2個使用し、フル充電でベンリイe:Iが87km(30km/h定地走行)、ベンリィe:IIが43km(60km/h定地走行)の航続距離だ。
動力性能では、ガソリンエンジン車に対し最高出力でやや劣るものの、最大トルクではIで約3倍、IIで約1.7倍という圧倒的な数値を実現しているのは電動モーターならでは。加えて、ベンリイe:ではモーターのコイルには静粛性を高める分布巻きを採用している。

この結果、ベンリイe:I/e:IIともにゼロ発進からの加速は極めてスムーズかつ力強く、全開加速では素早く最高速付近へ到達する。特にベンリイe:Iのそれはガソリンエンジンのベンリィ(50cc)を上回る加速でありながら、開け始めのスロットルレスポンスに唐突さがまったくなく、優しくスピーディーだ。
ベンリイe:IIでは、当然ながらそれにパワフルさが上乗せされる。両車とも総じてスロットル開度に忠実に出力を発生するのだが、急激な立ち上がりではなく、どこか人間の感覚に合った微妙なタイムラグも感じさせる。
このあたりの味付けの作り込みは、流石である。したがって、誰が乗っても扱いやすく、その意志に応じた速度で滑らかに静粛に走るのだ。

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最終更新:3/17(火) 11:51
モーサイ

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