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エルメス初のリップ「ルージュ・エルメス」、2人のクリエイターに独占インタビュー。

3/17(火) 21:42配信

VOGUE JAPAN

今春、満を持してビューティーアイテムを世に送り出したエルメス。その第一弾がリップスティックの<ルージュ・エルメス>だ。創作の秘密を聞くべく、開発に関わった2人のクリエイターに『VOGUE JAPAN』が独占インタビュー。

女性一人ひとりの美しさを求めて。

──はじめにエルメス ビューティーのコンセプトを教えてください。

ピエール・アルディ 私たちが創りたかったのは、単なる“メイクアップ製品”ではない、“エルメスのオブジェ”です。ビューティープロダクトというのは、女性の肌にいちばん近いもの。女性の内面を表現することができるもの。そしてこのビューティーラインは、特定のモデルやアイコンを想定せず、「女性一人ひとりが自分自身の美しさをつくり出す」ことを目的にしています。

──メイクアップアイテムのなかで、最初にリップスティックを選んだ理由は?

ジェローム・トゥロン リップスティックは1回でスッと塗れる、ある意味、1秒でその人の内面を表現できるアイテムだから。もうひとつには、こんなに小さなオブジェなのに、デザイン、カラー、質感、香りと、すべてがギュッと凝縮されているアイテムだから。

ピエール それに、もし女性に「メイクポーチの中でひとつしか残せないとしたら、どれにしますか?」と聞けば、みなさんリップスティックを選ばれるのではないでしょうか。

色や質感に生きるエルメスの歴史と美学。

──カラーは24色。質感はマットとサテンの2タイプありますが、どのようにしてこの色、質感に至ったのですか?

ジェローム 色のインスピレーション源は、エルメスの歴史を構成する75,000色のシルク、さらに900色ものレザーの色見本。それらのカラーがいろいろなところを旅して、新たにリップスティックに行き着いたというイメージです。女性像というものはひとつではありません。それを表すことができるカラーが、すべてここにはあるのです。

──では、質感の着想はどこから?

ジェローム 質感は2種類のレザーから発想を得ました。パウダリーなスエードからは“マット”、光沢のあるボックスレザーからは“サテン”ですね。

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最終更新:3/17(火) 21:42
VOGUE JAPAN

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