ここから本文です

安倍昭恵氏は「引き寄せ」体質? マルチ商法団体との関係は〈週刊朝日〉

3/20(金) 16:00配信

AERA dot.

「昭恵さんは好奇心旺盛で、誘われるとどこにでも出向いて行ってしまう人。出席した集まりの一つにマルチ商法団体の幹部が顔を出していたとしても、決して不自然ではありません」

 首相夫人・安倍昭恵氏が通っていたオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」の元店主、高坂勝氏はそう明かす。

 昭恵氏が運営にかかわる山口県下関市の複合施設「ウズハウス」。その運営資金の一部を「48(よつば)ホールディングス」(北海道札幌市)が出資していたことが判明した。同社は2017年、仮想通貨の連鎖販売取引(マルチ商法)によって、消費者庁から3カ月の行政処分を受けている。

 同社元社長の淡路明人氏は「桜を見る会」と前夜祭に出席し、首相らとの記念写真を会員勧誘に使っていたのではないかと指摘されている。共産党の田村智子議員は3月4日の参院予算委員会でこの一件について追及。「桜を見る会」前夜祭で撮影されたとみられる、安倍首相夫妻と淡路氏の記念写真を示すと、

「私はその人物自身を存じ上げませんので、ここでコメントするのは難しい」

 と首相は答弁した。このほか、ウズハウスで撮影された、関門海峡花火大会での首相夫妻と淡路氏を含む集合写真について指摘を受けると「多くの方々と写真を撮っておりますから、いちいち覚えてはいない」などとかわした。

 仮に首相本人と知り合いではないにせよ、件の人物はどこから招き寄せられたのか。手がかりとなるのが、昭恵氏の「スピ好き」だ。対談で自らは「神様に動かされている」と発言するなど、「スピリチュアル」への傾倒ぶりはつとに知られている。

 記者は18年、そのウズハウスに宿泊したことがある。当時施設に並んでいた書物のタイトルを、スピリチュアルの世界に詳しいライター山田ノジル氏に伝えた。『引き寄せの公式』(山富浩司著)という一冊に山田氏は注目した。

「“引き寄せ”の法則とは自身の潜在意識に目を向けることで、願うモノや人を引き寄せられるとうたう自己啓発法。00年代後半からブームとなり、スピリチュアル業界では定番ドコロです」(山田氏)

 氏いわく、スピリチュアルとマルチ商法は顧客層が重なりやすく、相性抜群だそう。

 昭恵氏はさて、渦中の何を引き寄せたのか。(本誌・松岡瑛理)

※週刊朝日  2020年3月27日号

最終更新:3/20(金) 16:00
AERA dot.

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ