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<試写室>相棒最終回「僕としたことが!」連発!? 右京“推理力減退症候群”の疑い…?

3/18(水) 11:00配信

ザテレビジョン

秋、冬の2クールで放送された水谷豊主演ドラマ「相棒season18」(毎週水曜夜9:00‐9:54、テレビ朝日系)が、3月18日(水)にいよいよ最終回を迎える。

【写真を見る】杉下右京(水谷)のことを角田課長(山西惇)に相談する亘(反町隆史)

本作は、名推理で事件の謎を解き明かす警視庁特命係の係長・杉下右京(水谷)と、相棒である警視庁に出向してきた法務省の元キャリア官僚・亘(反町隆史)が難事件に挑む姿を描くシリーズ第18弾。

最終回は、夜8時から2時間スペシャルとして放送され、右京が“推理力減退症候群”を発症したと疑われる中、謎の数字とフェイク動画、権力者の思惑が絡む難解な事件に挑む姿が描かれる。

今回、WEBサイトザテレビジョンでは「相棒season18」最終話を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介していく。

■ 最終話のあらすじ…

亘(反町)は、最近、右京(水谷)の推理力が衰えているのではないかと、角田(山西惇)にこぼしていた。軟禁された天礼島の事件(2019年10月9日放送「アレスの進撃」)や、重大な見落としをして「僕としたことが!」と嘆いたテロ未遂事件(2019年12月4日放送「檻の中」)などを上げつらいスランプを危惧するが、右京自身は、どこ吹く風で…。

そんな中、元東亜ダイナミクス社長の桂川(村上新悟)が、自宅寝室で殺害される事件が発生。背中から刺された傷が死因だったが、なぜかスマホの音声認識アプリが立ち上げられていて、「99」という謎の数字が残されていた。

さらに、現場のパソコンから発見された、桂川と女性の“ベッド動画”が波紋を呼ぶ。問題の女性は、顔認証から内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)と判明したものの、政府直轄組織の人間ということで、警察としても配慮せざるを得なかった。

事件に興味を持った右京と亘は、現場となった桂川のマンションを訪れるが、そこには青木(浅利陽介)の姿が。

上層部から“特命係一派”とみなされ、捜査から外されたことに反発して、協力を思い立ったらしい。右京は、青木から得た情報や現場の状況から、問題の映像にある疑問を抱く。

一方その頃、事件と何らかの関係があると思われる内閣官房長官の鶴田(相島一之)は、懇意にしている芸者・小出茉梨(森口瑤子)から悪だくみを指摘され…。

翌日、伊丹(川原和久)たち捜査一課は、桂川をスポンサーとして最新の映像技術を研究していた鬼石美奈代(坂井真紀)という大学の特任教授から話を聞いていた。しかし、ひょうひょうとした彼女にはぐらかされるばかりで要領を得ない。

そんな中、「週刊フォトス」が桂川と柾のあるスクープ映像を入手。監察官の大河内(神保悟志)の指示で特命係がその動画の押収をすることとなり…。

■ “杉下右京”と“特命係”に変化が

今回殺害された元東亜ダイナミクス社長の桂川は、第1話、2話「アレスの進撃」で元衆議院議員の片山雛子(木村佳乃)と登場し、その後も第9話「檻の中~告発」でドローン爆弾に関与したと疑われるなど度々登場した人物。

事件に少しずつ絡んでいながらの、最終回でまさかの被害者になってしまった彼がどのように事件とつながっていくのか…冒頭から筆者は推理力をかき立てられた。

そして、今回のもう一つの柱である右京の「推理力減退症候群」について。こちらも冒頭から亘が角田課長に相談する様子が描かれているが、確かに今シーズンの相棒は「僕としたことが!」の“うっかり右京さん”が多かったように感じる。

最終的にはきっちりと解決へと導くし、なんなら他のシーズン以上にキレッキレのアクションも多く披露したように感じる右京だが、見落としは多かったのかもしれない。

それを心配しているのは亘だけでなく、他の右京に近しい人も心配して(?)次々に右京に声を掛けるシーンはとてもほほ笑ましく思えた。なぜなら、厄介扱いされていた“杉下右京”という存在が第18弾の間で、変化した様をみせられたような気がしたからだ。

そして、それは右京だけでなく“特命係”という存在にも表れていた。今回事件の関係者の中には、政府直轄組織の人間や内閣官房長官など“政治”が関与してくる。そうなるとお決まりの「上からの圧力」で捜査は思うように進められない。

多くの刑事ドラマはここで誰かが犠牲になり強行突破を図るか、悔しい思いをしていたらダークヒーローが始末するという展開になるか…でも、相棒は違う。

ここで、捜査権のない“特命係”が動き出す。そして、最終回では正義を貫きたい多くの警察官が“特命係”を頼ってやって来る。もちろん、誰一人として「助けてー!」と言って“特命係”にやって来る者はいないが、遠回しな指示で事件への糸口を掴ませようとする。(そんな指示がなくとも、勝手に捜査してしまう人たちなんだが…)みんなが頼ってくることが、第18弾での大きな変化に思えた。

そして、右京、亘、青木トリオや、週刊フォトスの風間楓子(芦名星)との絡み、社美彌子(仲間由紀恵)に大河内監察官など、次々と出てくる出演者に最終回はオールメン状態!まさに集大成だ。そんなオールメンと、思わず右京も「厄介ですね…」と言ってしまう“映像”という完璧な証拠を見破るため奮闘する、“推理力減退症候群”なんて感じさせない結末が待っているだろう。

まだまだ見ていたいと思ってしまう相棒だが、第19弾があることを心待ちにしながら“特命係”の活躍を見守りたい。

(ザテレビジョン・文=K.K)

最終更新:3/18(水) 11:00
ザテレビジョン

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