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愛子さまマスク着用で高校卒業式 レポート「平安文学に見る猫や犬、人との関わり」の深い意味

3/22(日) 15:30配信

文春オンライン

「私の家では、犬を一頭と猫を二頭飼っています」

 特に印象的だったのは、「動物たちの大切な命」という作文だ。冒頭、愛子さまは道徳の授業で、「ペットの命は誰のもの」という番組を見たこと、年間27万頭以上もの犬や猫が保健所などで殺処分されている現実を知ったことを綴られ、

〈私の家では、犬を一頭と猫を二頭飼っています。みんな保護された動物です。前に飼っていた二頭の犬も保護された犬でしたが、どのペットも、可愛がって育てたらとても大切な家族の一員になりました。動物がいることで癒されたり、楽しい会話が生まれたりして、人と動物の絆は素晴らしいものだと実感しています。私が飼っている犬は、病院に入院している子供たちを訪問するボランティア活動に参加し、闘病中の子供たちにもとても喜ばれているそうです。〉

〈私は、このような人と動物の絆の素晴らしさや、命の大切さを、広く伝えていかれたら良いと思います。そして、犬も猫も殺処分されない世の中の実現に向けて、たくさんの人に動物の良さが理解され、人も動物も大切にされるようになることを願っています。〉

 続けてこのように述べられた。とても心のこもった作文だと思ったことを覚えている。

 愛子さまが成年皇族となられる頃には、単独の公務をなさることになるだろう。その際に、愛子さまのご活動の一つとして、動物愛護にまつわるものが取り入れられるのではないだろうか。すでに両陛下がさきがけて、取り組まれている分野でもある。

 雅子さまは私的なお出ましとして、聖路加国際病院で入院中の子どもとセラピードッグが触れ合う様子を見学されたり、「日本臨床獣医学フォーラム」の年次大会へ陛下や愛子さまとご一緒に足を運ばれ、被災地とペットに関する講演などを聴講されてきた。

雅子さまは「犬飼っているの。大変だったね」

 さらに最近では、2019年9月、全国豊かな海づくり大会に出席されるため、両陛下は秋田県を訪問され、秋田県動物愛護センターを視察された。雅子さまは、小型犬シーズーに「みよちゃん、行きますよ」と呼びかけながら歩かれた。かつて記者会見でお話しになっていたイメージより高く、柔らかな印象のお声だった。その後、子供たちと一緒に会話をされる中で、雅子さまは「犬飼っているの。大変だったね」と声をかけられていた。陛下が由莉の写真を取り出されて、「飼っているんですよ、僕も」と話される場面もあった。

 陛下は愛子さまの進路や将来の公務について、「進路については、本人から私たちにも相談がありましたが、本人の意向を尊重しながら、できる範囲での助言をしてきたつもりです。希望の進学先に進めることを、愛子はもとより、私も雅子もとても喜んでおります」「自分のやりたいことを見つけ、成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら将来への希望を描いていってもらえれば、と思っております」と述べられた(2020年2月、誕生日を前にした記者会見)。

 上皇さま、天皇陛下、秋篠宮さまをはじめ、紀宮さま(現・黒田清子さん)のほか、多くの女性皇族も学習院大学に進学された。4月3日に予定されていた入学式は中止が決まっており、授業開始時期やガイダンスの日程も繰り下げられているというが、ご入学を前に、愛子さまはどのようなキャンパスライフを思い描かれているのだろうか。

佐藤 あさ子

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最終更新:3/31(火) 16:57
文春オンライン

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