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国語の「読解が甘い子」が激変する具体的な方法

3/22(日) 5:20配信

東洋経済オンライン

新型コロナウイルスの影響で、臨時休校措置を取っている学校も多い。しかし、長期間、子どもたちの面倒を家庭でみなければならない保護者は大変だ。「授業がなくて学校の勉強が遅れてしまわないか?」という心配もあるだろう。
こんなときこそ、家庭では普段なかなか取り組めない“読解力”のトレーニングにじっくり取り組んでみてはどうかと提案するのが、作文教室の草分け的存在である「言葉の森」創設者の中根克明氏だ。実際の中学入試問題とともに、親が子どもに指導するポイントなどを聞いた。

■読解問題は保護者も一緒に理解すること

 普段、漢字の書き取りや音読などは行っていても、時間のかかる“国語力”を育てる取り組みを自宅で行うことはなかなか難しいのではないかと思います。

 こんなときだからこそ、じっくりと腰を据えて、国語のみならずあらゆる学力の基礎となり、生きる力となる国語力を育てる学習に取り組んでみてはいかがでしょう。

 今回は、“読解力”を養うための問題の解き方や考え方、親子で取り組んでいただくためのポイントなどを丁寧に解説したいと思います。

 まず、国語力のトレーニングを行う際に大切なことが2つあります。

 1つ目は、読解問題は子どもに解かせるだけではなく、保護者も一緒に理解することです。特に読解問題を解くときには、感覚的ではなく、論理的に解く方法を保護者がしっかりと解説してあげる必要があります。これを身につけると、将来の大学入試にも役立ちます。

 例えば、テストが返ってきたあとの見直しの際にも、子どもも親も点数に一喜一憂するのではなく、実際に親が子どもと一緒にできなかった問題を解いてみることが大切です。

 選択肢の問題で、1、2、3、4とあって、3が正解の場合、「なぜ3が正解なのか」ということを理解するだけでは不十分です。「なぜ1と2と4がそれぞれ不正解なのか」を、個別に取り上げて、きちんと説明できるようにしておく必要があります。

 そこで、もし親が説明しきれないような問題であれば、それはできなくてもよい問題だと考えておきます。これは、小学生のうちだけでなく、中学生や高校生になっても有効です。

 2つ目は、記述・作文問題の対策は書く練習をするよりも、まず問題と解答を繰り返し読むことです。国語は浅く理解するか、深く理解するかという濃淡の差が学力の差になります。深く理解するには5回以上繰り返し読むことが大切です。

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最終更新:3/22(日) 5:20
東洋経済オンライン

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