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「やめるわけにはいかない」:自粛ムードのなか、イベントを敢行したブランドの言い訳

3/23(月) 16:51配信

DIGIDAY[日本版]

DIGIDAY[日本版]編集部註:本記事の原文記事は3月12日に掲載された。米・ニューヨーク州では3月22日より、ロックダウン(外出制限)が実施されている。

小規模な集会や飲食店でのハッピーアワーから、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)、コーチェラ(Coachella)まで、右を向いても左を向いてもイベントが次々に中止されている。しかし、新型コロナウイルスがイベントにもたらす影響にまつわる悲観的な見方とはうらはらに、簡略化した形で、さらに用心を重ねた上で、イベント開催を決めたファッションブランドが少なくともひとつある。

150人の参加者を50人に

コンテンポラリーブランドのボーイミーツガール(Boy Meets Girl)は、(昔ながらのスマイリーマークのライセンス保有者である)スマイリー(Smiley)とのコラボレーションで、ニューヨークの小売店、オリーブ・アンド・ベティーズ(Olive & Bette’s)の最新限定コレクションを祝うイベントを2020年3月12日夜に開催する予定だった。何週間も掛けて計画してきたイベントだったが、ボーイミーツガールの創業者ステイシー・アイゲル氏とチームは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うパニックの広がりによりほかのイベントが中止されているのを見て、再考をはじめた。

チームのメンバーやオリーブ・アンド・ベティーズと話し合いを重ねたすえ、アイゲル氏は、特別ゲストとして予定していたTikTok(ティックトック)のインフルエンサー、マキシモ・リバノ氏の参加はなくなったが、イベントは行うと宣言した。もともと参加が確認されていた人数は150人だったが、50人に限定された。

アイゲル氏はこう話す。「ここ数日、我々は議論を続けた。だが、オリーブ・アンド・ベティーズは、狂騒的な小売り環境に対応してきた店だし、ソーホーにある店舗もまだ開いていて、うまく回っている。もちろん、軽く考えてはいないが、人々に孤立から抜け出してほしいと思うし、安全にできるのであれば、イベントを開催できない理由はない」。

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最終更新:3/27(金) 6:11
DIGIDAY[日本版]

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