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最近の切り花のトレンドは「フリル咲き」!エレガントな花形を集めたブーケ

3/23(月) 6:30配信

家庭画報.com

〈藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー〉

広島市にある花店「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)のオーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。

小ぶりでも存在感抜群のパープルブーケ

退職する女性スタッフへ、感謝の気持ちを表すブーケを贈りたいとオーダーいただきました。その方は紫色がお好きと伺い、春のパープルを集めてみました。

「青式部」という素敵な名前がついた宮崎県オリジナルのスイートピー、紫地に白縁がくっきり入るフリルパンジーをベースに、ルピナスと網目模様がしゃれたフリチラリア・メレアグリスをアクセントとして加えました。

濃淡のパープルがブーケに奥行き感をもたらしてくれて、エレガントな印象に仕上がりました。ルピナスの淡い青紫が透明感を感じさせてくれ、春先の清々しい雰囲気が伝わるような気がします。

フリチラリアの細い葉で動きを出し、さらにシルバーリーフのユーカリで全体をシックにまとめてみました。紫色は、どちらかというと高年齢層の方に好まれますが、この花選びなら、幅広い世代に好感を持っていただけると思います。

上品な印象が欲しいときにはおすすめの花色です。スイートピーやパンジーのひらひらした花、穂状のルピナス、ベル型のフリチラリア、と花形が異なる種類を集めると、ひと色の濃淡アレンジも変化のある表情になります。

贈り花のヒント

最近の切り花生産のトレンドの一つが「フリル咲き」で、今回使用したスイートピーの青式部やパンジーのミュールもより強くフリルが出るように育種されたものです。ほかにもリシアンサスやカーネーションにもフリル咲きの人気品種が多くあります。

フリル咲きの花はふんわりとした軽やかさがあると同時にボリューム感を出せるのが魅力です。重たい印象にならずに、ブーケやアレンジのボリュームアップを図れます。優しさやエレガントさが欲しいときには、ぜひ利用してみてください。

●藤野幸信/Yukinobu Fujino
広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

写真/藤野幸信 編集協力/高梨さゆみ

最終更新:3/23(月) 6:30
家庭画報.com

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