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【トイペ運ぶ身にもなって!!】未だに在庫僅少で輸送体制激化!? トイレットペーパー輸送の現実とは

3/23(月) 14:20配信

ベストカーWeb

 新型コロナウイルスの影響でなぜか全国各地で買い占めが止まらないトイレットペーパー。中国のマスク生産に原材料を使っているためマスクが不足るというデマに対して、日本家庭紙工業会がプレスリリースを出すまでの騒ぎになっている。

 やっと3月も下旬になり、トイレットペーパーを店頭で見かける機会こそ増えてきた。しかし東京都心では入荷すればその日のうちに完売するという状況は続いている。

 ベストカーのトラックマガジン『フルロード』編集部には現在トイレットペーパーを輸送しているドライバーさんからの声が届いた。トイレットペーパーは足りています。ドライバーの切実なお願いとはいったいなんだろうか?

文/写真:フルロード編集部

配送ドライバーの理絵さんが語る「買い占め」の困った余波

 福岡県の運送会社で4トンのウイング車に乗っている理絵さんが、ふだん運んでいるのがトイレットペーパーだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、マスクと並んで今や世界的に品薄状態となっているトイレットペーパーだが、本当にパニックのようになって必死に買い求める必要があるのだろうか?

 その流通を担うトラックドライバーの理絵さんに、実際の現場の状況を聞いた。

「今回の新型コロナウイルスの影響で、物流でとても深刻なのはマスク不足とトイレットペーパー不足ではないでしょうか。

 マスクの方は専門外なのでよく分からないのですが、私がふだん運んでいるトイレットペーパーは、テレビやネットのニュースで伝えられている通り、在庫はたくさんあります。

 ただ、配送がまったく追いついておらず、店頭まで届かない状態になっています。九州の方では本当に突然だったのですが、熊本県でトイレットペーパーが欠品になっているらしいという話を聞いた途端、熊本方面から大量の注文が入り、毎日のように熊本へ配送に行くようになりました。

 しかも通常の配送にプラスして熊本からの大量の注文だったので、熊本で降ろして高速でバタバタと北九州の工場へ積みに戻り、福岡県内や近郊の県へともう1回、2回配送に行くような状態でした。

 それが何日かすると九州だけではなく全国的にトイレットペーパー不足になってしまい、配送をしてもしても終わらない状態になり、しかも熊本もまだ落ち着いてない状態だったので何日も家に帰れなかったり、帰ってもお風呂だけですぐ出なければいけなかったり、トラックの中で寝ているような状況でした(汗)。

 スタンドのシャワーはコロナウイルスの影響で借りられないところも多数あり、私の場合は積み込みをする工場で借りられるのですが、ふだん長距離でスタンドのシャワーを借りている人はたまらないだろうなぁ……と思ってしまいました。

 1日3回、4回走るのはザラで、うちの会社のトイレットペーパーの専属のトラックは9台しかないのですが、一番ひどい時には、その台数に対して67台分の積込指示書が送られてきたそうです。これには本当に笑いしか出ませんでした。

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最終更新:3/23(月) 14:20
ベストカーWeb

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