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自宅待機で逆に高まる健康リスク 自宅で出来る対策は?

3/24(火) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 新型コロナウイルス対策で「不要不急の外出は控えよ」と言われれば、どうしても家にこもりがちになる。しかしそれはかえって重病を招く危険性がある。

 日本老年医学会は3月13日、次のように注意喚起した。

〈人が多く集まる場所を避けることなどが言われており、家に閉じこもりがちになりますが、高齢者にとっては合わせて「動かないこと(生活不活発)」による健康への影響が危惧されます〉

 そして、特に気をつけるべきリスクをこう指摘した。

〈「生活不活発」によりフレイル(虚弱)が進み、心身や脳の機能が低下していきます〉

 フレイルについて研究する東京都健康長寿医療センター研究所の研究部長・北村明彦氏が解説する。

「フレイルとは加齢などにより運動機能や認知機能が低下する症状を指します。進行すると心不全などの心疾患や脳卒中のリスクが上がったり、がん発生時の死亡率を高める原因になる。

 私たちが行なった平均7年間の追跡調査では、フレイルの人は要介護認定を受ける確率が約2倍高くなり、死亡率も2.2倍上昇するという結果が出ました」

 なぜ家にずっといるとフレイルになりやすいのか。

「家にこもっていると体をあまり動かさないため食欲が進まず栄養不足になり、筋肉量も減少する。これまでできていた運動が困難になり、骨粗鬆症や膝痛、腰痛などの関節疾患とともに転倒や骨折リスクが増え、最終的には寝たきりになってしまいます」(北村氏)

◆座りすぎで死亡リスク32%増

 長時間、家にいるリスクはそれだけではない。「座りすぎ」も病気の原因になる。WHO(世界保健機関)は2011年、「“座って動かない生活”は肥満や糖尿病、高血圧、がんなどの病気を誘発し、世界で年間200万人の死因になっている」と発表した。北村氏が解説する。

「体のなかでいちばん大きな筋肉は太股にある大腿四頭筋ですが、長期間座ったままでいるとこの筋肉がまったく動かず、全身の血液循環が悪くなる。

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最終更新:3/24(火) 16:39
NEWS ポストセブン

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