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プレミア、残り試合は無観客の可能性 “遵守されるべき契約”によりシーズン完了優先か

3/24(火) 13:30配信

Football ZONE web

英選手協会のバーンズ氏、放映権料の契約の重要性を指摘

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、世界のサッカーイベントは軒並み中断を強いられている。再開の見通しも立っていないなか、イングランドのプロサッカー選手協会(PFA)の副最高経営責任者であるボビー・バーンズ氏は「選択の余地はなくなる」と無観客試合での開催が余儀なくされる可能性を示唆した。

 イングランドでは当初4月3日までだった中断期間を4月30日まで延長。新型コロナウイルスの感染拡大は収束の見通しが立っておらず、対応に追われている。

 スペインでは政府が安全を確保できたと判断されるまで試合の開催を延期すると23日に発表。欧州サッカー連盟(UEFA)も5月中に開催予定だったUEFAチャンピオンズリーグなど欧州カップ戦の決勝戦の延期を決断した。

 すでにシーズンの3分2以上を消化しているプレミアリーグでは、リバプールが2位マンチェスター・シティに勝ち点25差(暫定)をつけて首位を独走。1989年以来30年ぶりのリーグ優勝は確実とも見られていたなかでの中断となっている。シーズンが途中で終了となれば、タイトルなしとなる可能性もあるだけに、その行方が注目されている。

 PFAのバーンズ氏は米スポーツメディア「The Athletic」のインタビューで「観客の前でプレーするのが理想的な姿だが、これ以上のケースとなれば選択の余地はなくなると思う」とコメントし、今季残りシーズンは無観客で開催する可能性を示唆した。選手たちもその状況に理解を示しているという。

 試合の開催自体にリスクは伴う状況だが、バーンズ氏は「多くの選手、特に最高レベルでプレーする選手たちは、その収入がテレビ放映権料に支えられており、そこには遵守されるべき契約が存在している」と指摘している。

 このままシーズン打ち切りとなれば放映権を持つ企業との契約が不履行となり、違約金が発生して大損失を被る可能性がある。そうなれば各クラブの経営面にも大きな打撃を与えるため、たとえ無観客試合でもシーズンを完了させることを最優先せざるを得ない状況のようだ。

Football ZONE web編集部

最終更新:3/24(火) 13:30
Football ZONE web

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