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RUF初のオフロードカー「ロデオ・コンセプト」サファリを駆け巡る夢の1台は全輪駆動のカーボンファイバー製

3/26(木) 21:13配信

MEN’S CLUB

伝説的ドイツのカーメーカー「RUF(ルーフ)」が、同社初となるコンセプトカーでオフロードに参戦。

【写真集】RUF初のオフロードカー“ロデオ・コンセプト” & 新型「SCR」

 オフロードタイプのポルシェ「911」、いわゆる「サファリ911」と言えば知る人ぞ知る名車です。まずはこれを最初に開発したレーサー、レー・キーン氏に敬意を払わなければなりません。

 彼は米国の国際モータースポーツ協会(IMSA)によって運営され、アメリカ合衆国とカナダにおいて行われるスポーツカーレースのシリーズ「グランダム・ロレックスGT選手権」を2度制している男。熱狂的なポルシェ・ファンでもあるキーン氏は、どこにでも移動できるクルマを望む人に向け、オフロードタイプのポルシェ「サファリ911」を開発したのでした。

 それが「The Keen Project」であり、ジョージア州を拠点に2013年から始まりました。ポロシェの中でも1973年8月から1974年7月まで生産された「Gシリーズ」をベースとして選び、車高を上げた“サファリ”仕様の開発へと本格的に乗り出したのでした。このプロジェクトでは、キーン氏がベース車両を用意する場合もありますが、顧客が自分で持ち込むことも可能となっています。

 ちなみにキーン氏は、かつてサファリ・ラリーやダカール・ラリーで活躍したラリー仕様の「911」を現代に蘇らせようしているのです。(ラリー好き、中でもポルシェファンなら)最も記憶に残るのが、1978年シーズンのサファリ・ラリーでしょう。

 このシリーズにポルシェは、アフリカ仕様に改良が施された「911 SC」で参戦。ドライバーはビョルン・ワルデガルド選手とヴィック・プレストンJr.選手のふたりに2台の「911SC」が託されたのですが、結果はジャン-ピエール・ニコラ選手が駆るプジョー「504クーペV6」に優勝。プレストンJr.選手が、37分差の2位に終わっています。

 このようにキーン氏のような人物の登場により、ポルシェがかつてラリー制覇に闘志を燃やしていた時代を思い起こさせる画像を多々目にするようになったわけです。悪路用のキャラメルブロックタイヤを履いた「911」が、Instagramのフィード上にひっこりとグルメ画像やカフェ画像などの間に流れるようになり始めたのです。

 そんなタイミングで、アロイス・ルーフ氏によって創業された(ポルシェを基にした独自の車づくりを行う)ドイツ自動車メーカー「RUFオートモービル」は、野性味あふれる“Rodeo concept(ロデオ・コンセプト)”のポルシェでサファリゲームに参戦してきたのです。

 この“ロデオ・コンセプト”の場合、原型となっているのはポルシェ「911」そのものではありません。「RUFオートモービル」がポルシェ「911」をベースに開発したスポーツカー新型「CTR(Carrera Turbo RUF)」および「SCR(Sports Carrera RUF)」にも使われているカーボンファイバー製のモノコックシャシーをベースにつくられています。

 もちろん「911」にインスパイアされたスタイリングですが、リアマウントの水平対向6気筒エンジンを搭載したRUFオリジナルの1台になります。

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最終更新:3/26(木) 21:13
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