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年をとると、なぜ口がくさくなるの?

3/26(木) 12:12配信

OurAge

ニオイの悩みは誰にも言えない悩ましい問題だ。そこで、40代以降の世代特有のニオイの疑問にお答えするQ&A企画!今回は、お口のニオイについて。答えてくれたのは、歯科医で日本アンチエイジング歯科学会監事の宝田恭子さん。

性別や年齢に関係なく日々気になるのが口のニオイ。原因を知っていれば、比較的簡単に予防できる。口臭のメカニズムをチェックしてみよう。

Q 口臭の原因は?
A 病的口臭と生理的口臭があります。病的口臭とは、歯周病や虫歯、鼻や喉、内臓の病気が原因のもの。一方、生理的口臭は誰にでもあるもので、起床時や空腹時、緊張したときなどにニオイが強くなります。原因は唾液の分泌が減り、口の中に細菌が増殖するからで、ニオイの強さは一日の中でも変動します。ほかにタバコや酒、にんにくなどの飲食物や嗜好品による口臭もあります。

Q 歯周病や虫歯で口がくさくなるのはなぜ?
A ニオイを発生する菌のせい。歯周病になるとできる歯周ポケットは、細菌の格好の繁殖所なのです。細菌の中でも、嫌気性菌は代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを産生し、これが口臭の元に。また虫歯は空洞に食べカスが残り、これが腐敗して悪臭の原因に。口腔内の細菌はちょっと歯磨きを怠るとすぐに増殖する。口臭予防には、まずは口腔内を清潔に保つことです。

Q 自分で口臭を確かめる方法は?
A コップチェックや手軽なチェッカー器も。清潔なコップに息を吹きかけて、いったん新鮮な空気を吸ってから、そのニオイを嗅ぎます。一日つけていたマスクを嗅ぐという方法も。最近では、ニオイを数値化してくれるニオイチェッカーも発売されています。


Q 年をとると、なぜ口がくさくなるの?
A 口腔を守る唾液を減らす生活習慣がおもな原因。口臭の原因は口腔乾燥、それを予防するのが唾液なのです。硬い食べ物を避けることで咀嚼回数が減ったり、スマホの普及で会話が減少すると唾液の分泌が低下しがちに。これは近年、若い人にも同じ傾向があります。また虫歯や入れ歯などで口腔内を清潔に保ちづらくなることも原因です。

Q 緊張すると、口がくさくなる気が…。
A 唾液が減少するからだと考えられます。人前で話をする場面などでは、口の中がカラカラになることも。緊張すると、唾液の分泌が極端に減ります。そして細菌の増殖を防ぐ唾液が減るため、口臭が増すのです。水を飲むことで多少は緩和します。

イラスト/伊藤美樹 構成・原文/山村浩子

最終更新:3/26(木) 12:12
OurAge

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