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360度カメラ「THETA」の開発チームが、リコーから独立して挑む新たな境地

3/26(木) 19:11配信

WIRED.jp

新しい360度カメラがお目見えしたが、聞き覚えのある会社の製品ではない。このカメラをつくったのは、日本企業のリコーからスピンアウトしたスタートアップ、ベクノスである。リコーはイメージング機器やプリンターに加えて、最も優れた360度カメラのひとつを生み出したメーカーとしても有名だ。

ベクノスの新しい360度カメラをもっとみる

今後もリコーは360度カメラをつくり続ける。同社のデヴァイスで撮影された全天球動画が、プロアマ問わず没入型のコンテンツを制作する撮影者の間で人気があることは実証済みである。

だが、リコーの360度カメラ「RICOH THETA(リコー シータ)」シリーズの開発で中心的な存在だった生方秀直は、開発チームとともにリコーから独立し、代表取締役(CEO)としてベクノスを率いることになった。ベクノスは同社の最大の出資者でもあるリコーの子会社として活動することになる。

「リコーの事業の大半を占める製品はオフィス機器です」と、『WIRED』US版の取材に対して生方は説明する(ベクノスのマーケティング本部長である橋本潔が通訳した)。「新たな製品や文化をつくるためには、わたしたちが新しい会社を立ち上げたほうがいいとリコーは判断しました。ベクノスはリコーの子会社ですが、スタートアップ企業のような強い独立性をもつべきである。そのように、リコーは決断したのです」

小さな魔法の杖のようなデザイン

ベクノス初の製品は、魔法の杖のような形をした小型の360度カメラである。それは映画『メン・イン・ブラック』に出てくる装置ニューラライザーのようにも見える。

このカメラの名前や価格についてはまだ明らかにされていないが、デザインについてはわかっている部分もある。グリップには、カメラを操作するボタンが2つある。そして先端には、側面に3つ、天面に1つ、合計4つのレンズを備えたシステムが収められている。

このタイプのカメラは撮影者の周囲にあるものをすべて撮影できるので、特定の方向にカメラを向ける必要がない。GoProやInsta360などライヴァルとの競争は熾烈だが、ベクノスは部品の小型化を同社のカメラの際立った特徴のひとつとして訴求している。

ベクノスによると、このカメラはマジックペンくらいの太さなので、競合製品よりもかなり小型になる。解像度とバッテリーの寿命は、既存のカメラと同等であることを期待したいところだ。

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最終更新:3/26(木) 19:11
WIRED.jp

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