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休校のいま提案したい、新学期は9月始まりにしてみては?

3/26(木) 20:22配信

ニューズウィーク日本版

<新型コロナウイルスの影響で、ずっと家にいるようになった中学生の息子と話した。世界の多くの国では学校は秋に始まる。日本はなぜ春なのだろう?>

夏休みを描いたロックの名曲、アリス・クーパーの「School's Out(スクールズ・アウト)」。この歌は1972年に米国のトップテンチャートに登場して、7位まで上昇した。

UKではしばらく1位に輝き、西ドイツではなんと半年以上長くヒットチャートに居座っていた。これは当時中学生だった僕の耳をもくすぐっていた歌なのだ。

人気の秘密は反抗的なところにあるだろう。ジャンル分けすれば、これがショックロックとかグラムロックに入るけれど、パンクの無秩序主義な雰囲気と通ずるところがある。

歌詞には「School's out forever(夏休みだ、永遠にお休みさ)」のほか、「No more pencils/No more books/No more teacher's dirty looks(鉛筆や教科書、そして先生の嫌な視線〔まなざし〕とはおさらばだ!)」もあって、さらには「School's been blown to pieces(学校はバラバラに吹っ飛ばされりゃいい!)」とまで気持ちがエスカレートしている。

この歌における夏休みは永遠たるもの。学校だけでなく教育そのものがきれいさっぱり消える。さすがに、地域によっては放送禁止曲にもなっていたのもうなづける。

今年、3月初旬くらいから世界中の多くの小中高校が休校になった。そして、国によっては、学校がいつまた復活するかは不明。まさに「スクール・イズ・アウト」。

我が家にいる中学生の息子も、休んでいる生徒の一人。彼の学校は安倍総理の2月27日の要請を受け、3月2日から休校となった。ただ、2月28日から生徒が自己判断で欠席をする場合、それを欠席として扱わない、とも表明した。その発表を受けて、保護者の僕は大事を取って一足早く2月末から休ませている。

さて、ずっと家にいるようになった息子と毎日どう向き合うか。まず、父親にとって青春の曲である「スクールズ・アウト」を聴かせ、そこに描かれている無秩序に触れてもらおうではないか。

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最終更新:3/26(木) 20:22
ニューズウィーク日本版

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