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【野村弘樹のセ・リーグ順位予想】1~4位までは激戦の予感!DeNAは若い投手の出来次第では優勝も!?

3/26(木) 18:39配信

THE DIGEST

 3月20日に予定されていたプロ野球の開幕が、新型コロナウイルスの影響で4月10日以降に延期になり、さらに24日へと先送りされた。現時点で明確な再開の見通しは示されていないが、過去に例を見ない変則的なスケジュールになるのは間違いないだろう。そんな過酷なシーズンを、野球解説者たちはどう見ているのか。現役時代は横浜で活躍し、最多勝も獲得した野村弘樹氏に、今季の順位を予想してもらった。

【野村氏のセ・リーグ順位予想】
1位 巨人
2位 広島
3位 DeNA
4位 中日
5位 阪神
6位 ヤクルト

 巨人は確かに不安な面もあります。特に投手陣。ただ、シーズンが終わってみたら、何だかんだ優勝していそうな雰囲気があります。去年もそうでしたが、原辰徳監督の手腕が今年も発揮されそうです。

 原監督は主力だろうが外国人選手だろうが、シビアな起用ができます、ダメな選手は使いません。いい選手、中でも状態のいい選手をちゃんと見極めて使っていますよね。そして巨人は、選手を入れ替えながら戦える選手層の厚さがあります。ただ、いくらオープン戦とはいえ、あれだけ負け続けたのは、心配は心配ではありますが。

 最多勝を獲得した山口俊(現トロント・ブルージェイズ)が抜けたのは痛いです。ですが、巨人の軸はやはり菅野智之なんですね。そして今年、菅野はフォームを変えるなど、さらに進化しようとしていて、沢村賞を狙っているような意気込みを感じます。彼が数年前よりもすごい投球をしたら、山口の穴は十二分に埋まるはずです。
 
 広島は2位にしましたが、優勝もあるんじゃないかと思います。菊池涼介が残留したのがまず大きいですし、個人的には森下暢仁が相当やるんじゃないかと。彼の投球をじっくり見たわけではないですが、その端々に実戦感・試合感の良さを感じます。「ピッチングがうまいピッチャー」でしょう。タイプは違いますが、同じ明治大出身で2012年に新人王を獲得した野村祐輔の姿とダブります。

 打線では、バティスタ退団は痛手ですが、鈴木誠也は日本を代表するプレーヤーになりましたし、他にもいい選手がいるので穴は最小限にとどめられるでしょう。広島のカギを握るのは、田中広輔。去年に打率.193と大不振だった彼が今年、再び1番打者として活躍できるかどうか。小園海斗の存在もいい刺激になるでしょうね。彼ら2人の起用法もポイントです。

 小園を一軍でどう使っていくか。確かにまだまだ穴はあるのですが、一軍で使っていくと、さらに伸びていく感じがしています。将来のためには、小園にしっかりと出番を与えることも必要でしょう。身体つきは素晴らしいし、何より守備がいい。失策の多さは、まだまだ高卒1年目の選手なので大目に見てあげないと。一軍の厳しいところでプレーして、そういう緊張感の中でやることは成長に大いにつながります。
 

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最終更新:3/26(木) 19:27
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