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「100日後に死ぬワニ」爆死、五輪延期やアナ雪ステマ騒動との残念な類似点

3/26(木) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

● 3カ月前の「アナ雪騒動」の 教訓をなぜ生かせなかったのか

 ご存じの方も多いと思うが、本作品の最終話が公開された直後から作者のTwitterで、人気バンド「いきものがかり」とのコラボムービー「生きる」が公開され、書籍化、映画化、関連グッズの販売やイベント開催と、たて続けにビジネス展開が発表されたことで、これだけ大規模なメディアミックスが仕掛けられるのは、そもそもこの作品が大手広告代理店・電通が仕込んだからなのではないかとの指摘が相次いだのだ。

 これを受けて、作者は「いきものがかかり」のメンバーと生配信で電通の関与を全否定したものの、当のコラボムービーに電通関連企業の人間が関わっていたことなどから疑惑がくすぶり続け、ついにはSNSで、作者の方が連載前に電通の人間と打ち合わせをしていた、なんてデマまで流れる始末だ。

 ただ、実際にプロモーションやバズマーケティングに関わっている現場の人たちからすれば、これが実際に電通案件だったのかどうかなどより、はるかに関心の高い「謎」があるはずだ。

 それは、今回の「ワニくんビジネス」を仕掛けようとした人たちが、なぜ「アナ雪ステマ騒動」の教訓を生かせなかったのかということである。

 まだ3カ月ほど前のことなので、記憶にある方も多いだろう。映画『アナと雪の女王2』公開に合わせて、7人の漫画家が映画を称賛するイラストをTwitterにアップしたところ、それがほぼ同じ時間ということで、ステルスマーケティングをしたのではないかという指摘が相次いだ騒動である。

 結局、ウォルト・ディズニー・ジャパンはHPに謝罪文をアップ。それによれば、もともとお金を払って漫画家のみなさんにPRをしてもらうマーケティング企画だったが、コミュニケーションのミスで「PR」の表記が抜けていたという。では、世界のディズニーに大恥をかかせるミスを犯したのは誰なのかというと、国内メディアが軒並み沈黙する中で、ウォール・ストリート・ジャーナルは「電通」だと報道しているのだ。

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最終更新:3/26(木) 14:05
ダイヤモンド・オンライン

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