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コロナ「死の宣告」から90歳老女が奇跡の生還を果たせたワケ

3/27(金) 8:02配信

FRIDAY

以下は米国で話題となっている、新型コロナウイルスを撃退した老女の実話だ――。

ワシントン州シアトルに住むジュネーブ・ウッド氏(90)が、脳卒中で倒れたのは昨年12月のこと。幸い大事にはいたらず、翌月には退院し介護施設に移された。娘のキャミ・ニーディ氏によると、ウッド氏はこう話していたという。

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「私は人生を全力で戦っているの。そのおかげで倒れても、スグに歩くことも話すことも可能になったのよ。神様に感謝しなきゃ」

だが、ウッド氏を再び災難が襲う。2月中旬から高熱を出し始め、体重がみるみる減っていったのだ。心配した家族により、ウッド氏は近くに医療センターに搬送される。医師はコロナウイルスへの感染を疑い、さっそく検査。結果は、陽性だった……。娘のニーディ氏は地元のカークランド紙やCBSの取材に、次のように答えている。

「介護施設にいながら感染したことに、大きなショックを受けました。その介護施設では2月にコロナウイルスが拡散し、130人ほどの入居者のうち6割以上が感染していたんですよ。母は高齢です。命の危険を感じました」

状況は好転しない。3月11日には、病院からウッド氏の4人の子どもが呼び出され、最後の挨拶をするよう告げられた。“死の宣告”である。ニーディ氏のコメントだ。

「それは残酷な時間でした。酸素マスクをつけた母は隔離されているため、ガラス越しに会話をし、手を触れることもできません。私たちは一人ひとり、母をどれだけ誇りに思って生きてきたかを伝え、別れを告げたんです」

だが、ウッド氏は気丈だった。娘たちに、こう宣言したのだ。

「私は負けない。ウイルスと戦います。知り合いにも私のことを自慢しなさい。それと……好物のポテトスープが飲みたいわ」

それから、奇跡が起きる。医師も「信じられない」と舌を巻くほど、症状が改善していったのだ。家族からの差し入れされた、ポテトスープも徐々に飲めるまでに快復。3月17日のウイルス検査結果は、なんと陰性だった。20日には熱も下がり、病状がほぼ完治。医師からは「近々退院できます」というお墨つきまで得たのである。地元紙に語った、ニーディ氏の言葉だ。

「コロナウイルスへの感染は、高齢者にとって必ずしも死を意味するものではありません。絶対に勝つんだという強い意思があれば、撃退できることを母から学びました。今ウイルスで苦しんでいる人にも、希望を持ってもらい。これは映画でも小説でもなく、すべて真実の話です。

多くの人に、90歳になっても戦い続ける母の姿を知ってもらいたい。退院したら、しばらく自宅で家族以外の人との接触はできないでしょう。好きなだけポテトスープを楽しんでもらいたいです」

3月27日現在、米国でのコロナウイルスの感染者数は8万2000人以上。死者は1000人を超えた。死のウイルスを撃退したウッド氏は、コロナと戦う全米の人々を勇気づけている。

FRIDAYデジタル

最終更新:3/27(金) 10:22
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