ここから本文です

テレビ朝日『モーニングショー』の玉川さんを見ていつも思うこと

3/27(金) 7:31配信

現代ビジネス

 スーツをビシッときめ、眉毛を逆ハの字に吊り上げて政府や官僚をモーレツ批判。玉川さんの雄姿は毎朝のおなじみだが、ふと思うのだ。気持ちはわかるけれど、なんでこの人は、こんなに偉そうなの? 

【写真】13歳女優の官能シーンに批判殺到、上映中止に…

そこじゃないんですよ!

 玉川徹さんの顔を見て、一日が始まる。そんな人は多いのではなかろうか。朝の時間帯の番組で、トップ人気を誇る『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のコメンテーターかつ、天下御免のご意見番。玉川さんのモノの見方は独特だ。

 3月2日の放送の冒頭でも、「いかにも」なシーンがあった。

 「で、優勝したの?」

 前日、東京マラソンで大迫傑選手が日本新記録を更新し、日本人最上位でゴールした。この結果、大迫選手は東京五輪への切符をほぼ手中にし、男泣き。

 ただし、順位は4位だった。スタジオが快挙に沸く中、いきなり冷や水を浴びせたのが玉川さんだ。

 「よくわかんないんだけど、オリンピックっていうのは日本人だけでやるわけじゃないんでしょ?」

 それはそうだけど……。

 「僕がいちばん注目したのはそこじゃないんですよ。やっぱ、沿道の観客の数だったんです」

 のっけからの玉川節全開に、MCの羽鳥アナが「まあ~少なかったですよね」と流そうとするも、玉川さんはお構いなし。

 「去年69万人だったんですよ。今年は7万人。10分の1の人は行くんだねぇ」

 「あれだけパラパラしてれば問題はないと思うけど、それでも、それでも、行くんですね。いや~そこが興味深かったです」

 日本は今、新型コロナウイルスとの戦いの真っ最中。東京マラソンも、沿道での応援は極力控えるよう主催者側からお願いが出ていた。玉川さんは、結果どうこうよりも、リスクを無視して観戦した人たちがお気に召さなかったらしい。

 確かに、正論ではある。でも、暗いニュースばかりの中、頑張った選手を称えるくらいしてあげてもいいじゃない……。

「ただの社員」なのに…

 玉川さんのこんな態度は、以前から視聴者の間で物議を醸している。歯に衣着せぬ言動で人気もある一方、「何様のつもりだ」「上から目線でムカついてしょうがない」と、批判の声も大きい。

 放送プロデューサーで、同じくコメンテーターも務めるデーブ・スペクターさんはこう語る。

 「『モーニングショー』は、羽鳥さんと玉川さんがプロレスをしているところが人気なんですよ。

 主婦に人気があってベビーフェイスの羽鳥さんに対し、ヒール(悪役)の玉川さんが噛みついてバトルをする。上手くやっているから、玉川さんがどこまで本気なのかはわからないです」

 玉川さんの凄いところは、彼の立場が「テレビ朝日の平社員」に過ぎないこと。本当に「ヒラ」なのかは各社事情もあり定かでないが、少なくとも自分でそう称している。

 つまり玉川さんは何かの専門家ではないし、功成り名遂げたその道の権威というわけでもなく、どこかの経営者でもない。「たまたまテレビ局に勤めている」という以外、バックボーンは何もない。

 にもかかわらず、どんな時でも「ありえない!」「許せない」と、まったく臆せず上から目線で政府や世間をメッタ切りにする。メディア界広しといえど、そんな存在は玉川さんが唯一無二だ。

 玉川さんは浪人の末、京都大学農学部から同大学院農学研究科を経て、'89年にテレビ朝日へ入社した。

 長年、朝の同時間帯のワイドショーのスタッフとして活躍し、今では『モーニングショー』における不動のコメンテーターとして、確固たる地位を築いている。

 昨年は日韓関係が紛糾する中、韓国の立場に立って安倍政権を糾弾し、ネットを巻きこんでたびたび炎上騒ぎを起こしてきた。そんな玉川さんに、またもや大活躍の機会が巡ってきたのが、新型コロナ問題なのである。

1/3ページ

最終更新:3/27(金) 14:36
現代ビジネス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ