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坂東龍汰、憧れていた藤竜也との共演に「毎日楽しく撮影に臨めました」

3/27(金) 14:27配信

ザテレビジョン

3月27日(金)に放送されるドラマ「ゴールド!」(夜10:00-10:50、NHK総合)に出演する藤竜也、吉行和子、坂東龍汰、小川未祐からコメントが寄せられた。

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同作は、日本放送作家協会とNHKが共同で主催する「創作テレビドラマ大賞」で、810編の応募作から大賞を射止めた鳴尾美希子氏の脚本をドラマ化。

多発する高齢ドライバーによる交通事故という社会問題を背景に、自分の運転に絶対の自信を持つ誇り高き主人公が、若い警官や先輩老人、孫娘との交流を通じて、自らの“老い”を受け入れ、認知症の妻との関係を見つめ直していく姿を、滑稽に、ユーモラスに、優しい目線で描いていくヒューマンドラマ。

50年以上、元教師で無事故無違反であることを誇る柴田政継を演じる藤は「老いを憎まず、老いを恐れず、時には老いに泣くこともあるでしょうが、いただいた命を釈然として燃やし続ける、そんな人を演じてみようと思いました」とコメント。

また、共演した坂東について「坂東さんとのやり取りは楽しかったですね。うまくかみ合ったのではないかと思います。撮影の合間のおしゃべりも楽しかったですよ。人柄も演技も柔軟で、率直な感じがしました」と印象を語った。

一方の坂東は「藤竜也さんは昔から憧れていた方なので、今回共演が決まったときはうれしかったです。とても穏やかで気さくな方です、休憩中もお芝居のことやいろいろなお話を聞かせていただき、毎日楽しく撮影に臨めました」とコメントを寄せた。

■ 藤竜也コメント

――役柄に共感したところや演じる上で気を付けたことはありますか?

私が演じた柴田は、まさしく老人である私であり、老人であるたくさんの人たちの姿なのです。老いを憎まず、老いを恐れず、時には老いに泣くこともあるでしょうが、いただいた命を釈然として燃やし続ける、そんな人を演じてみようと思いました。

――坂東さんとのお芝居が多かったかと思いますが、印象や共演してみていかがでしたか?

坂東さんとのやり取りは楽しかったですね。うまくかみ合ったのではないかと思います。撮影の合間のおしゃべりも楽しかったですよ。人柄も演技も柔軟で、率直な感じがしました。今回とは全く違うキャラクターを演じる坂東さんも見てみたいですね。

――吉行さんとの夫婦愛が印象的でしたが、演じられてみていかがでしたか?

吉行さんとは20代のころから、映画やテレビで仕事をご一緒してきました。夫婦役も4本の作品で演じていまして、私が尊敬し、信頼している先輩です。でも、プロポーズのシーンを演じるのは初めてでしてね。おまけに老いた夫婦が半世紀前の求愛のシーンを再現するのですからどうなるのかなと思いました。

このシーンは「ゴールド!」のハイライトシーンになると思いますので、残念ながら詳細は見てのお楽しみとさせてください。

■ 吉行和子コメント

――作品をご覧になっていかがでしたか?

「ゴールド!」というタイトルが素晴らしいと思いました。一人一人に大切なゴールドがある、守りたいものは何か、というのが心に響きました。

――見どころはどこですか?

問題になっている高齢者の運転、家族の認知症が大きなテーマです。それに対してどうしたらよいか、一人一人が考えなくてはなりません。救いは、そこに愛はあるかだと思いました。

――印象に残っているシーンはありますか?

やはり、私としてはラストで通い合う夫婦の愛です。認知症の方でも「自分に対して優しく接してくれる人かどうかは良くわかる」と聞きました。

――吉行さんとの夫婦愛が印象的でしたが、演じられてみていかがでしたか?

今は忘れていても、かつて幸せだった日々はよみがえってくる、という人間の不思議さを感じ、幸せな気持ちで演じました。私にとってこのドラマは、“愛妻物語”だと思います。藤竜也さんとの夫婦役は何度かやりましたが今回は、最も幸せな気持ちで過ごしました。

■ 坂東龍汰コメント

――役柄の見どころや共感したところはありますか?

今回初めて警察官の役を演じさせていただきました。西井はとても正義感があり、思いやりのある役です。柴田さんと出会い、物語が進んでいくうちに変わっていく心の変化を見ていただきたいです。

――警察官を演じる際に意識したことはありますか?

取り締まりの正しい動き方、口調などを指導していただきました。まだ若手の警察官なので、ハキハキと演じました。

――藤さんとのお芝居が多かったかと思いますが、印象や共演してみていかがでしたか?

藤竜也さんは昔から憧れていた方なので、今回共演が決まったときはうれしかったです。とても穏やかで気さくな方です、休憩中もお芝居のことやいろいろなお話を聞かせていただき、毎日楽しく撮影に臨めました。

■ 小川未祐コメント

――作品をご覧になっていかがでしたか?

どの年代の人が見ても、いろんな目線で感じることができる作品だと思いました。きっと今見るのと、10年後20年後見るのとでは全然違うものを感じるだろうし、そうやって多くの年代の人に愛される作品になるだろうなと思いました。

――見どころはどこですか?

長年連れ添った夫婦だからこそ、時が過ぎても取り戻せるものがあるのだと思います。高齢者ドライバーの交通事故の増加や、認知症という社会的な問題を写す中で、自分にとって大切なものは何かを取り戻すことができる作品だと思います。

――印象に残っているシーンはありますか?

美咲とおじいちゃん(柴田)がアルバムを見ているシーンで、藤さんの目を見たときに夫婦2人で生きてきた人生の重みを感じて、言葉に詰まり涙が出そうになりました。あのシーンでは美咲は何も分からずただ楽しくアルバムを見ているだけだったけれど、あの目を見て美咲はどう思うのだろう、としばらく考えてしまいました。

――演じる上で気を付けたことはありますか?

美咲という役は、この話の中で唯一明るくて天真爛漫な希望ある存在だったので、おじいちゃんおばあちゃんの想いに寄り添いつつも、思いっきり2人の間に飛び込んでみようという気持ちでやりました。

――藤さん、吉行さんと共演して感じたことはありますか?

藤さんとは休憩時間にもお話させていただく機会が多く、その言葉一つ一つを鮮明に覚えています。芝居に関しても、作品全体を通して説明の足りないところをアドリブで付け足したりされていて、大事なことをたくさん学ばせていただきました。

吉行さんとのシーンで、紅茶を2人で飲むシーンがありました。「紅茶おいしい?」と聞いたとき「まずい」とおっしゃっていました。確かに紅茶は不思議な味だったのですが、素直に「まずい」とおっしゃていた吉行さんが本当にかわいらしくて、吉行さんのチャーミングな人柄がその一言にあふれていました。

そんなお二人と共演させていただけたことは本当に大きな財産です。

■ 脚本・鳴尾美希子氏コメント

人にはそれぞれいきさつがあるけれど、誰もが皆大切な誰かを想って懸命に生きている、そんなささやかな物語を書きたいと思いました。年齢や職業、置かれた立場によって「正義」の意味は少しずつ異なるかもしれませんが、心の底にあるものは変わらないのではないかと思っています。

容赦なく流れる時間の中で、「老い」により失われるものが増えたとしても、積み重ねた年月そのものにこそかけがえない価値がある、タイトル「ゴールド!」にはそんな思いも込めました。いろいろな世代の方に見ていただけるとうれしいです。

■ 制作統括・樋渡典英氏コメント

私が生まれ育った町には、鉄道が通っていません。そういう土地での移動手段はもっぱら自家用車です。買い物へ行くのも、旅行へ出かけるのも、私にとっての家族の思い出はある意味、車と共にあったと言えるのかもしれません。

ただ、高齢になるまで日常の暮らしと幸せを乗せて走り続けたのであろうその何十万キロかの道のりは、尊いと思います。すべてのドライバーとその家族にこのドラマを贈ります。

■ 演出・岡田健

今回のドラマの脚本を最初に読んだときに、主人公・柴田の役を藤竜也さんに演じてもらいたいという思いが自然にわいてきました。頑固でありつつ、正義感が強い愛妻家の柴田には藤さんしかいないと感じたのです。代案が全く浮かばない状況で、恐る恐る藤さんに脚本をお渡ししたところ、内容に共感できるところがあると出演を快諾してくれました。

そして、柴田の妻役には、名作「愛の亡霊」(大島渚監督)での藤竜也さんとの共演が印象的な吉行和子さんに演じてもらうことになりました。2人の組み合わせが決まると、作者の鳴尾さんも脚本をさらに夫婦の物語として掘り下げてくれました。放送時間にすると49分という短い時間ですが、50年に及ぶ夫婦の時間が凝縮されていると思います。

■ 「ゴールド!」あらすじ

運転免許を取得して50年以上。ただの一度も交通違反など犯したことはない、犯すはずがない。そんな柴田政継(藤)は、認知症の妻・冨美代(吉行)を乗せての運転中に、ある交差点で若い警察官・西井(坂東)に停止を求められ、信号無視で生まれて初めて違反切符を切られてしまう。

自分の運転に絶対の自信とプライドを持つ柴田は、西井の過ちを暴くのだと、ビデオカメラを携えて西井の取締りの監視を始めるが、敵はなかなか尻尾を出さない。挙げ句の果てには悪質なドライバーを説教し、結果的に西井に協力までしてしまう始末。

一方、最愛の妻・冨美代は夫である柴田のことも忘れてしまっていたが、突然やってきた孫娘の美咲(小川)に対しては久しぶりの笑顔を見せる。

そんな中、柴田は唯一挨拶を交わす仲の高宮(品川)が起こした交通事故を目の当たりにし、ハンドルを握れなくなってしまう。さらには冨美代がいなくなり、美咲とともに必死で探す柴田。そんな柴田の窮地を救ったのは、他ならぬかたきの警察官・西井だった。(ザテレビジョン)

最終更新:3/27(金) 14:27
ザテレビジョン

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