前回の「40代から骨が弱くなる 今からできることは?」では、女性の骨は女性ホルモンの影響で40代以降、がくんと減っていく運命にあることをお伝えしました。今回は、3分でできる骨トレと骨を強化する3大食品をご紹介します。
【関連画像】図に挙げたのは骨強化食品の代表。食べたかどうか、1週間記録してみよう。納豆は1日おきでもいいが、あとの食品は毎日とるのが理想的。1週間のチェックで何が足りないかが見えてくる。意識して食べるようにしよう。
前回記事・女性の骨は40代からがくんと弱くなる運命 なぜ?
●骨に負荷がかかると骨を作る力が高まる!
力がかかると骨は強くなり、かからないと弱くなる──。これは骨の黄金律。骨は重力や衝撃などの力学的負荷を感知してはじめて、骨作りの指令を出す。
「骨芽細胞は骨を作った後、自ら骨の中に埋もれて骨細胞になる。この骨細胞が骨にかかる力を感知すると、『骨を作れ』と指令を出す」と伊奈病院整形外科の石橋英明部長。
負荷をかけると骨が増える仕組み
骨を作り終えた骨芽細胞は骨の中で骨細胞になり、互いに手をつないでネットワークを構成。骨にかかる負荷を感知すると、骨表面のライニングセル(静止した骨芽細胞)に「骨を作れ!」と指令を出す。するとライニングセルは骨芽細胞に変身、骨作りが始まる。十分な骨ができたら、骨細胞から骨作り休止の指令が出る。
逆に負荷のない状態だと、「作らなくていい」という指令が。無重力下の宇宙飛行士の骨がもろくなるのはこのためだ。「骨には力学的負荷が不可欠。以下の3つの運動は骨を強くする効果が認められている」(石橋部長)。今日から始めよう。
続いて、研究で骨を強くする効果が明らかになっている「骨トレ」を紹介する。
各3分! 3つの運動で骨に負荷をかけ、骨と筋肉を同時に鍛えるエクササイズを行おう。
1.かかとで床ドン!トレーニング
⇒ 大腿骨頸部を強化
●10~20回×3セット
両足のかかとを上げてストンと落とす。脚の付け根への負荷が大きく、大腿骨頸部が強くなる。ふくらはぎの筋肉も鍛える。思い立ったときに、かかとで床をドン!1日10~20回、3セットを目安に。ただし、ドン!が強すぎるとひざや腰を傷めることがある。弱めのドン!から始めて。
2.上体反らしトレーニング
⇒ 背筋を鍛えて腰椎を強化
●5~10秒キープ×15回
柔らかいマットの上にうつぶせになり、手を首の後ろで組むか腰の後ろに置いて、ゆっくり上体を反らす。胸は少し浮く程度でもOK。足が動かないよう家具などで押さえておくといい。息を吐きながら5~10秒キープ。これを1日15回程度。首は反りすぎない。
3.10秒スクワットトレーニング
⇒ 太もも・お尻の筋肉も強化
●10秒×5回×3セット
足は肩幅より少し広く、30度くらいに開く。腕を前に伸ばし、腰を後ろに落としながらひざを90度くらいまで曲げる。ひざが前に出ないよう気をつけて。10秒かけて腰を落として、ゆっくり立ち上がる。5回、1日3セット。
最終更新:3/27(金) 10:40
日経ARIA































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