ここから本文です

ラーメン官僚厳選 極みの味噌ラーメン、この春に味わいたい3店は…

3/28(土) 17:12配信

NIKKEI STYLE

3月下旬、春本番を迎えつつあるが、さほどの月日が経たないうちに、各店舗で冷やしラーメンなどの「汗をかかずに食べられるラーメン」が季節限定メニューとして提供され始める。そうしてラーメンシーンは一気に「夏モード」へと突入していくのが例年の相場。「味噌ラーメン」が再び頻繁に食されるようになるには、晩秋まで半年以上の歳月を待つことになるのも、お約束の事象だ。そう考えれば、まだ気温が低い日もある3月から4月上旬頃までが「味噌ラーメン」が積極的に選択される最後の機会であると言えよう。
今回はハイレベルな味噌ラーメンが食べられる店舗を3店紹介したい。
(1)オープン当初から格段に味の水準が上がり、今「旬」を迎えている店(2)知っておくと非常に重宝する店(3)誕生したばかりの新店。これら3つのカテゴリーから、今、自信を持って推せる店舗をピックアップしてみた。皆さんも、臨機応変にご活用いただければ幸いである。

麺屋誉HOMARE

<店主は名店「純連」出身。ガツンとしたうま味が強襲>
最初に紹介するのは、オープン当初と比較して格段に味の水準が上がり、今、「旬」を迎えているお店から。
とその前に、まず、「味噌ラーメン」というラーメンジャンルの特徴を少しだけ述べておきたい。味噌ラーメンは当たり前だが、素材として「味噌」を使用する。
このことが、以下のような事態を生むこととなる。
「味噌」はうま味の輪郭が明確で素材そのものの風味が良いため、店舗で商品として提供される味噌ラーメンであればよほどのことがない限り、一定の水準を超えてくる。端的に言えば、それなりにおいしくはなる。一方で、スープのうま味全体に占める「味噌」という素材の貢献度があまりに大きいため、よほどのことがない限り、同系のラーメンを出す他店よりも優れた1杯を提供することは難しい。つまり、抜きんでておいしい味噌ラーメンを作ることが困難なのだ。
そんな「味噌ラーメンの世界」において、一度、商品として完成させた味に手を加え、味の向上を図るのが至難の業であることは明白だろう。

だが、「麺屋誉HOMARE」はその数少ない例外だ。同店は18年2月、埼玉県はJR川越駅から徒歩15分ほどの地にオープン。
店主・池田氏は全国各地に名声をとどろかせる味噌ラーメンの実力店「純連」の出身。なので、店主が紡ぐ「味噌らーめん」は開業当初から一定程度以上の水準には到達していたが、オープンから2年余りの間に、自家製ラードの香ばしさ、味噌に由来するコクが飛躍的にアップ。スープは若干のとろみを感じるほど、うま味をしっかりと凝縮させたものとなっており、「まるで別物だ」と思わせるほどの進化を遂げていた。
オープン当初は味噌ラーメンになじみの薄い土地柄に配慮し、心持ちアッサリしたテイストに仕上げていた感があったが、「味噌ラーメン」の認知度の向上とともに、本来作りたかった味へと寄せてきた感がある同店。まさに、「今が旬」だと言えるだろう。
川越に足を運ぶ機会があれば、ぜひ一度、立ち寄ってみていただきたい。

1/3ページ

最終更新:3/28(土) 19:15
NIKKEI STYLE

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事