ここから本文です

「ウルトラマン」「3月のライオン」 世田谷区と渋谷区は、つくづく良い仕事をしている

3/28(土) 11:00配信

文春オンライン

手塚治虫に清野とおる……東京都の新デザインマンホール蓋を“ガチ勢”が完全制覇した から続く

【写真】東京都のデザインマンホールの写真(35枚)をすべて見る

 デザインマンホール蓋が注目されていて、各地でマンホール蓋をめぐる観光振興が話題を集めている。東京都のみならず全国でマンホール蓋を活用していく事業がはじまっている。“マンホーラー”の一人として、とても嬉しい。

(前・後編の後編/ 前編 へ)

いつの間にか観光資源となっていった

 1977年に沖縄鋳鉄工業株式会社がつくったマンホール蓋が、今につながるデザインマンホールの始まりと言われている。

 1980年代後半に当時の建設省公共下水道課が、下水道のイメージアップと市民アピールのために、それぞれの自治体が独自のオリジナルデザインマンホール蓋にすることを提唱した。以降、デザインマンホール蓋は増えていった。

 下水道のイメージアップと市民アピールという広報のためにつくられてきたデザインマンホール蓋が、いつの間にか観光資源となっていったのは、デザイン性とオリジナリティの高さにある。下水道広報を超えて価値が認められていった。

 ここでは「東京都 デザインマンホール蓋設置・活用等推進事業」で設置された東京都23区の西半分――杉並区、世田谷区、渋谷区、品川区のマンホール蓋を紹介したい。品川区は東半分で紹介した葛飾区と同じようにスタンプラリーのみ参加している。

※現在、新型コロナウイルスの影響でマンホールカードの配布は延期となっています。3月24日現在、配布時期は未定です。

杉並区――キャラクターたちが阿波おどり

 杉並区も足立区ばりにがんばっている。5種類5枚作った。高円寺(2枚)、阿佐ヶ谷(2枚)、荻窪(1枚)に設置した。杉並区公式アニメキャラクターの「なみすけ」・「ナミー」・「なみきおじさん」を利用している。

間違ってはいないと思うが……

 杉並区では、蓋の上にデザイン画像を貼っている。足立区と同じだ。マンホールとしてのオリジナリティは低い。マニアに向けて作っているわけではないので、間違ってはいないとは思うが、マンホール蓋に注目して、その魅力を語ってきた者としてはさみしさを感じる。

1/5ページ

最終更新:3/28(土) 11:00
文春オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事