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井上尚弥、敗北ドネア家に届けた“粋な計らい”に英再注目「敬服の気持ちは明確に」

3/28(土) 7:43配信

THE ANSWER

昨年11月のWBSS決勝後の両者のやり取りを再びクローズアップ

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期が決まった。英ラジオ局では昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会決勝の5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)戦を改めて特集。名勝負後に井上がドネア一家に見せた粋な計らいを改めて称賛している。

【動画】英メディアが再び注目…「こんな事が可能なのか」と海外絶賛! 勝利翌日、トロフィーがあった場所は…ドネアが“粋な計らい”に感謝の投稿

「歴史的バトル ナオヤ・イノウエ対ノニト・ドネア2019年の年間最高試合。見逃したかもしれないが、現代の名勝負だ」という見出しで特集したのは英ラジオ局「トークスポーツ」だった。

「現代の名勝負」「アジア史上最も偉大なバトルの1つ」と特集では12ラウンドの死闘を絶賛した後、試合後に井上が見せた優しさにも注目している。

「戦いの翌日、ドネアがソーシャルメディアに動画とコメントを投稿したことで、互いへの敬服の気持ちは明確な形で現れた。フィリピン人は試合に負けたにも関わらず、その夜、部屋にWBSSのトロフィーを持ち帰ったのだ。ドネアが彼の子供と結んだ約束を果たせるようイノウエがトロフィーを貸し出すことを承諾したためで、敗北の中でも敬意を示すことの教訓を子供に教えたのだった」

ドネアの要望を快諾した井上の“粋な計らい

 判定負けの翌日、ドネアはSNSで次のようにコメントしていた。

「私は日本にモハメド・アリ・トロフィーを手にするためにやってきた。子供たちに、朝トロフィーを見せると約束していた。私は目に涙を溜めながら、イノウエに一晩だけトロフィーを貸してくれないかと控え目にお願いした。僕のためではない。結んだ約束のために、だ。息子たちにとっては人生の教訓になるだろう。ベストを尽くしたとしても、足りないこともある、と。勝つこともあれば、負けることもあるのだ」

 2人の息子と共に金色に輝くWBSSのトロフィーを前に井上への感謝を告白する動画を公表し、ドネアジュニアは「サンキュー、Mr.イノウエ、コングラチュレーション!」とたどたどしくもメッセージを伝えていた。

「結局のところ、木曜日の昼食どきのファイトとしてはまんざら悪くなかった」と井上とドネアの絆にも注目。時差の関係で、英国では昼に生中継された一戦の後日談も高く評価していた。

THE ANSWER編集部

最終更新:3/28(土) 7:43
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