ここから本文です

井上尚弥のドネア戦ダメージ危惧 パッキャオ参謀「もう同じイノウエじゃないかも…」

3/28(土) 18:03配信

THE ANSWER

フォーチュン氏が状態を注視「イノウエが完璧に回復したかどうか」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が新型コロナウイルスの感染拡大により延期となった。仕切り直しの一戦に注目が集まる中、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の参謀は、井上が昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝のダメージを危惧。「もう同じイノウエじゃないかもしれない」と状態に疑念を呈した。フィリピン地元紙「フィリピン・スター」が報じている。

【画像】あの日の舞台裏で撮られていた! 激闘直後に痛々しく腫れた右目、その表情は…井上がドネアと撮影していた実際の2ショット写真

 米ロサンゼルスでジムを運営し、2003年以来、パッキャオのコンディショニングを支えてきたジャスティン・フォーチュン氏は延期になった3団体統一戦を戦う2人について持論を展開した。

 パッキャオの運営する「MPプロモーション」に所属する、いわば同陣営のフィリピン人選手については「カシメロは燃え尽きないように注意を払うことになる。週3、4日程度調整し、トレーニングをスローダウンさせる必要があるかもしれない」と語ったという。

 カシメロは2月にマイアミ入り。米国で合宿を続け、決戦の地ラスベガス入り直後に延期が決まった。順調な仕上がりを見せていたが、同氏は「新しい日程が決まるまで、60%の状態を保ち続けるべきだ。そこから3、4週間で100%まで持っていくことになる」と力説したという。

 一方で、井上については「タフでとても才能豊かだが、カシメロは本物の戦士だ。世界各地で勝利を手にし、どんな相手とどこでも戦うことを厭わない」と強調。WBSS決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦を振り返り、こう語ったという。

ドネア戦で負ったダメージ「かつてのイノウエじゃないかもしれない」

「ドネアはイノウエに手酷いダメージを与えていた。イノウエが完璧に回復したかどうか、依然として注視が必要だ。かつてのイノウエじゃないかもしれない」

 ドネアとの12ラウンドの死闘で鼻骨、眼窩底骨折などキャリア最大のダメージを負った井上。フィリピンの閃光に刻まれた傷から完璧な状態に戻ったのか、フォーチュン氏は危惧した。

 その上で「彼も弱気になるかもしれない。みんな、ドネアは全盛期を過ぎたと考えていたが、彼がイノウエに何をしたか見ただろう。試合はどっちに転ぶかわからないね」と語ったという。

 しかし、井上自身は年明け以降、怪我をした患部の状態について「全く問題ないです。怖さも全然ないです」「気にしていません」などと再三答えていた。

 ドネア戦の激闘を乗り越えた井上が新たにどんな姿を見せるのか。当時、負ったダメージはしっかりと回復し、本来の能力を発揮できるのか。パッキャオの腹心も注目している。

THE ANSWER編集部

最終更新:3/29(日) 12:59
THE ANSWER

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事