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“ベタな王道恋愛”は需要あり? 今はめっきり減ってしまったジャンルの名作ドラマ

3/29(日) 8:12配信

リアルサウンド

 続編作品が多く、医療モノや刑事モノ、バディモノといった定型ジャンルが集結した感のある春ドラマ。これらの定型ジャンルドラマはある程度の数字が見込めて、安定感がある一方、「もう少し目新しさが欲しい」と思っている人も少なくないだろう。放送規制や予算の関係、さらには人口比率の関係で、若者を切り捨てて中高年層をターゲットにしたドラマが主流となっている今。そこで、今はめっきり減ってしまったジャンルの名作ドラマを振り返ってみたい。

【写真】学園ドラマ『Q10』時代の佐藤健

“ベタな王道恋愛ドラマ”は需要あり?

 例えば、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)のヒットによって再確認されたのが、ベタな恋愛ドラマの需要である。ドS男子のツンデレぶりや、みんなが無条件に大好きな「空港シーン」が共通することなどから、『花より男子』シリーズ(TBS系)と重ね合わせて盛り上がった視聴者も多数いたようだ。

 ベタな王道恋愛ドラマというと、いまだに「一番好きな恋愛ドラマ」として挙げる人が多いのが『やまとなでしこ』(2000年/フジテレビ系)だ。

 松嶋菜々子演じる桜子は、貧しい暮らしをしてきたために、玉の輿にのることを夢見て夜な夜な合コンを繰り返す。にもかかわらず、恋をしてしまったのは、自身を金持ちの医者と偽っていた魚屋さん(堤真一)であり、何よりも貧乏を嫌う彼女が最終的に言った「残念ながら、あなたといると私は幸せなんです」はいまだに名台詞として語り継がれているほどだ。ちなみに、この作品が放送された当時はとっくにバブルが崩壊しているのだが、それでも今観ると、衣装やセットなどの豪華さに「こんなに日本が豊かだった時代があったのか」と切なくもなってくる。

 また、男ばかりの家族の中に女性一人が転がり込む、いわゆる“逆ハーレム”モノとして忘れられない名作は『ランチの女王』(2002年/フジテレビ系)だ。

 堤真一、江口洋介、妻夫木聡、山下智久というタイプ違いのイケメン4兄弟の顔触れだけでもご馳走なのに、みんなに愛される「元不良グループ幹部でドロップキックが得意なワケアリヒロイン」を演じていたショートヘアの竹内結子が、眩しいほどに美しい。恋愛要素だけでなく、家族の絆モノや、レストランドラマとしての魅力もある。

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最終更新:3/29(日) 8:12
リアルサウンド

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