正社員は正規社員ともいわれ、非正規社員と分けて使われる雇用形態のことを指しますが、法律で決められた定義はありません。一般には、以下に該当する労働者を正社員と捉えることが多くなっています。
(1)労働契約の期間の定めがない
(2)所定労働時間がフルタイムである
(3)直接雇用である者
(引用:厚生労働省|多様な正社員とは?)
多様な正社員とは、厚生労働省が推進する新たな雇用区分で、多様な働き方が可能な正社員のことを指します。従来、一般的とされてきた正社員と比較して、勤務時間や仕事内容、転勤などの制限が緩和されている点に特徴があります。
多様な正社員は大きく以下のように分けられ、それぞれに特性があります。
●正社員
勤務地/限定なし
所定労働時間/限定なし
職務内容/限定なし
●勤務地限定正社員
勤務地/転勤するエリアが限定されていたり、転居を伴う転勤がなかったり、あるいは転勤が一切ない
所定労働時間/限定なし
職務内容/限定なし
活用例/育児や介護など家庭の事情で転勤が困難な社員への活用など
●職務限定正社員
勤務地/限定なし
所定労働時間/限定なし
職務内容/担当する職務内容や仕事の範囲が他の業務と明確に区別され、限定されている
活用例/高度で専門的なキャリア形成や資格を有する社員への活用など
●勤務時間限定正社員
勤務地/限定なし
所定労働時間/所定労働時間がフルタイムではない、あるいは残業が免除されている
職務内容/限定なし
活用例/育児や介護などとの両立支援や自己啓発・キャリアアップを希望する社員への活用
多様な正社員を導入することで、労使双方にさまざまなメリットがあります。企業側にとっては、育児や介護といった家庭の事情により退職せざるを得なかった社員の離職防止につなげることができます。また、地元密着型の採用を行うことで、定着率を高めたり、地域に根ざしたサービスを提供したりすることがも可能になります。
一方、労働者側は、フルタイム勤務や転勤が困難な事情がある場合でも、正社員として安定的に働けるというメリットがあります。また、キャリア形成を目指しやすいという利点も生まれます。
(【参考】厚生労働省|多様な正社員とは)
最終更新:3/30(月) 7:31
日本の人事部































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